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9/24【大日本】両国・岡林復帰戦のカードは河上との一騎打ち 河上名乗りを承諾

東京・後楽園ホール(2018年9月24日)
「最侠タッグリーグ」ストロングブロック公式リーグ戦 ○河上隆一&菊田一美vs阿部史典&野村卓矢×

 河上が11・11両国大会で約1年ぶりに復帰する岡林裕二・復帰戦の相手に名乗り。岡林も承諾し、11・11両国大会での岡林復帰戦「岡林vs河上」が決定的となった。

 この日の後楽園大会では、菊田とのコンビで出場中の最侠タッグ・ストロングブロック公式戦に臨んだ河上。これまで2勝2敗と後がない状況だった。対するは勝ち星なしの4連敗で脱落が決まっている“アストロノーツ"野村&阿部組。優勝の可能性がなくとも、野村が打撃でガンガン押しまくり、キレた河上から反撃を食らって口から流血しても構わず前に出続けた。

 終盤にも野村は阿部のアシストを得て腕固めで河上を捕獲。カットに入った菊田の蹴りを受けても絞るその手を離さぬ気概をみせ、場内を大いに沸かせた。さらには痛めつけた河上の腕を強烈な右ミドルキックで蹴りまくり、蹴り足をつかまれてもバチーン!と強烈な張り手一閃。スリーパーからのランニングローキック(PK)で河上を押し込むや、逆十字固めに持ち込んで一気にヒジを引き伸ばした。

 だが、上体を起こして切り返した河上も、逆十字固めで切り返す。野村がクラッチでガードするや、狙いをヒザ十字固めに切り替え、鬼の表情でガッチリと絞め上げた。これが完璧に決まって野村もたまらずギブアップ。最侠タッグ3勝目を上げて、決勝トーナメント進出へ望みをつないだ。

 そして試合後、マイクを持った河上は「ひとつ言いたいことがあります! 来月の両国大会、カード決まってません! ここで提案させてください。 岡林裕二、これ以上ない復帰戦の相手だと思います。いかがでしょうか?」と問いかけ、場内は同意の拍手に包まれた。

 岡林は昨年10月、右肩関節脱臼および肩鎖関節脱臼で戦線を離脱。11・11両国で1年ぶりに復帰することが発表されていた。その復帰戦の相手に名乗りを上げた形。河上は「岡林裕二、俺はもっともっと鍛えて両国で待ってます」とライバルに呼びかけた。

 一方の岡林も休憩明けにリングへ登場。「断る理由なんてありません。相手にとって不足なし!」と承諾し、11・11両国大会での復帰戦カードが「岡林vs河上」となることが決定的となった。

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