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9/26【東京愚連隊】雷神サンダーアキラー12年ぶり降臨、鼓太郎に敗戦も雷陣明としての再戦要求

『TOKYO CARNIVAL 2018』東京・新宿FACE(2018年9月26日)
○鈴木鼓太郎vs雷神サンダーアキラー×

 雷神サンダーアキラーが約12年ぶりに降臨。マスクをはぎ取られて素顔をさらし、敗戦に終わったものの、雷陣明としての再戦を要求した。

 愚連隊興行オープニングマッチで試練の一番勝負が続く鼓太郎。これを回避しようとしたか、前回の7・17新宿大会後の打ち上げに参加したものの、「ベロベロで歌を歌いまくって…打ち上げが延長になった挙句に、気がついたら帰っていた」との理由で一番勝負継続が決まってしまった。

 「第4戦からの最終戦」となったこの日の相手は雷神サンダーアキラー。元全日本・雷陣明の化身で、2006年11・8新木場大会『NOSAWA GENOME』で初登場。以後、姿を消していたが、約12年ぶりの復活を果たした。

 愚連隊興行の休憩明けを告げる「怒りの獣神」の替え歌が流れる中、アキラーは獣神サンダー・ライガーに酷似したマスクとコスチュームで登場。むき出しになった太鼓腹が目についた。

 アキラーコールの中、試合になると、アキラーの乳首が露出し、鼓太郎も思わず笑ってしまう。それでもヘッドロックで絞め上げ、アキラーがロープに飛ばそうとしても角をつかんで阻止。ショルダータックルで突っ込んだが、倒れないアキラーもショルダータックルで応戦。鼓太郎のエルボーをかいくぐってライガーばりの掌打を打ち込み、筋肉ポーズを決めた。

 だが、腹を集中的に攻撃されて劣勢に。太鼓腹はすっかり真っ赤になってしまった。鼓太郎はマスクにも手をかけたが、阻止したアキラーはライガーばりの風車式バックブリーカーで反撃を開始。掌打、浴びせ蹴りと串刺し攻撃を連発し、ライガーボムならぬアキラーボムまで敢行。2カウントで返されてもシューティングスタープレスを予告した。

 繰り出したのはダイビングセントーン。鼓太郎がかわして自爆させると、地鳴りのような音が響く。「お前にシューティングスターができるわけないだろ!」と言い切った鼓太郎は再びマスクに手をかけ、一気に引っぺがしてしまった。

 正体はやはり雷陣明。“怒りの雷陣"と化した雷陣は左右の掌底を連発して反撃。こん身の右で鼓太郎をなぎ倒したものの、鼓太郎の足が急所を直撃してもん絶。すかさず鼓太郎が首固めで丸め込んで3カウントを奪った。

 素顔をさらした上に敗れた雷陣は「お前な、何回獲んねんマスク。何回も何回も獲りやがってコラ!」と鼓太郎への怒りをあらわ。「そんなに素顔の俺とやりたいんやったら、次回、俺、素顔でやったるわ。雷陣明vs鈴木鼓太郎、受けろよお前!」と素顔による再戦を要求していた。

【雷陣の話】「鼓太郎、2回目やろマスク。毎回やられてる気がするぞ。お前ふざけやがって。そんなに素顔をみんなにみせたいんやったら、次回愚連隊興行、素顔でやってやる。雷陣明でやってやる。8年ぶりか、6年ぶり? 6年ぶりに雷陣明が帰ってくるぞ。鼓太郎、後悔させてやるからな」

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