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9/30【ZERO1】“黒い将軍"誕生…岡本が大谷退けUN王座V2 VM“TARU派"に電撃加入

『ドリームシリーズ〜誕生の陣〜弾丸戦士・田中将斗デビュー25周年記念大会』東京・後楽園ホール(2018年9月30日)
NWA・UNヘビー級選手権試合 ○将軍岡本vs大谷晋二郎×

 岡本が大谷の挑戦を退けてUN王座V2に成功。さらには分裂したブードゥー・マーダーズの“TARU派"に電撃加入し、黒く染まった岡本が誕生した。

 6・3札幌でクリス・ヴァイスを破り、UN王座初戴冠を果たした岡本は、6・9新木場でのリマッチでも勝利して初防衛。しばらく挑戦者不在の状況が続いたが、大谷が初挑戦に名乗りを上げて王座戦が決まった。

 大谷の老かいな右腕攻めに苦しんだ岡本だったが、最後はその右腕を使った張り手一閃。もんどり打って倒れた大谷を疲労困ぱいになりながら押さえ込み、2度めの防衛に成功した。

 ところが試合後は謎のノーコメント。理由は続く試合で明らかとなる。第5試合では“TARU派"と“田中将斗派"に分裂したブードゥー・マーダーズ(VM)外国人対決が行われ、TARU派のヴァイスと田中派のハートリー・ジャクソンが対決。TARUや菅原拓也が乱入する大荒れの様相となったが、ヴァイスとUN王座を巡って対立してきた岡本までリングに飛び込んだ。

 TARUとヴァイスの前で仁王立ちした岡本だったが、ヴァイスではなくジャクソンに襲いかかってヴァイスの勝利をアシスト。岡本が“TARU派"のVMに電撃加入し、“黒い将軍"が誕生した。ブーイングにも構わず岡本はTARUらとともにジャクソンや菅原を暴行した。

 TARUは「紹介するわ。全部話は出来上がってました。新しいブードゥーのメンバー、将軍岡本!」と紹介。さらには「1人ずつやってまわんとお前らも納得せえへんからよ。さっさとブードゥーのTシャツ脱いでもらおう。おい、沖田。こいつらが入ってきたらVMって言うな。もし言うんやったら、偽物のってつけろ。俺らがリアル・ブードゥーだからよ」とジャクソンや菅原たちとの違いを強調し“VM本流"を強調した。

 当の岡本は「自分の中で、もう1個殻を破りたくて。VMが割れた時点でどちらにつくか凄い迷ったんだけど、少数でもしっかりベルト持っているTARUというこの偉大な人物、ここにいたほうが強くなれるんじゃないかと思って、今回決めたんで。これからVMとして行動していきます」と説明。ともあれ岡本の合流でTARU派は勢いづき、VM抗争はさらに激化しそうな雲行きとなった。

【試合後のTARU&ヴァイス&岡本】
▼TARU「まずはや。今日の勝利者、クリスから」

※ヴァイスがジャクソンをこき下ろし、リアル・ブードゥー・マーダーズの強さをアピールすると

▼TARU「あいつらがなんぼあがいても、わしら本物には勝たれへんねん。クリスと2人でやっとったリアル・ブードゥーだけどよ。新しいお客さんが来てくれたからよ。前からこいつはスカウトしとったんや。SMOP時代から。やっと首を縦に振ってくれた。紹介します。将軍岡本」

▼岡本「今回、ずっとTARUさんのほうから勧誘を受けてて。自分の中で、もう1個殻を破りたくて。VMが割れた時点でどちらにつくか凄い迷ったんだけど、少数でもしっかりベルト持っているTARUというこの偉大な人物、ここにいたほうが強くなれるんじゃないかと思って、今回決めたんで。これからVMとして行動していきます」

▼TARU「まあ、将軍岡本には気持ちようなってもらうために、わしとクリスがお膳立てして、これからドンドンドンドン潰していくだけだから。俺は言うとくけど、ベルトを4つ持ってる。コレクターや、ベルトの。でもよ、コレクターの意味合いを教えたるわ。将軍の持っているベルトもコレクターの1つやってことや。集めるっていうのは我がだけじゃないねん。チームで集めたらええんや。このチームになんぼベルトがあるんや。それそろわしらが乗っ取らせてもらいましょうか。菅原のこともあるよ。10月26日にやろ? シングル。菅原、ホンマに勇気があって、わしにたてつくんやったら、噛みついてくるんやったら、正々堂々と受けてやろうやないか。まあ、そういうこっちゃ」

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