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9/30【全日本】世界ジュニア挑戦決定 佐藤が近藤への怒りあらわ

『全日本プロレス チャリティー熊谷大会〜あついぞ!熊谷 vol.1〜』埼玉・ホテルガーデンパレス(熊谷)(2018年9月30日)
○佐藤光留vs佐藤恵一×

 佐藤が10・10後楽園での世界ジュニア挑戦へ向け、王者・近藤への怒りをむき出しだ。

 9・22博多大会で全日ジュニアにとって最悪の事態が起きた。岩本がWRESTLE-1近藤修司に敗れ、世界ジュニアから陥落。ジュニアの至宝が他団体流出となったのだ。これを受けて試合後、佐藤が奪還の名乗り。10・10後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。

 この日、佐藤は恵一との佐藤対決に登場。ゼロ戦キックやトラースキックで攻め立てる恵一を寄せつけず、最後はジャンピングハイキックを合計3発決めて完勝を収めた。

 世界ジュニア挑戦へ向けて好調ぶりを示した佐藤。王者・近藤とは、近藤が全日本所属時代以来の一騎打ちで、シングル未勝利だが、過去との大きな違いは近藤が外敵で、佐藤が全日ジュニアの一員として挑む点にある。所属ではないものの、間違いなく佐藤は全日ジュニアを支えてきた立役者の一人。だからこそ、全日本を退団しながら出戻り参戦し、しかもベルトまで奪ってしまった近藤への悪感情は膨らむばかりで、「自分で捨てて何で帰ってくる必要があるの? 仮に5万歩譲って帰ってきたら一言『すいませんでした』だろ?」、「仮に全員ファンの人が許したって、全日本関係者全員が許したって、全日本関係者じゃない佐藤光留が絶対許さないよ」と声を荒らげながら怒りをあらわにした。

 近藤には8月のジュニアタッグリーグ公式戦で直接勝利している。「勘は昔より遅くなってるんじゃないですかね。僕の蹴り、パンチ、関節技よけれなくなってるんじゃないですか」と指摘した佐藤は、近藤からの世界ジュニア奪還に自信満々で、「僕の源流、教えてやりますよ、痛みをもって。僕の怒りをもって蹴飛ばしてやりますよ」と宣言していた。

【試合後の佐藤】
▼佐藤「俺はそんな暇じゃないんだ。今日16時から次、ブルーシャーク興行、北千住。15時15分開始になったんだ。近藤修司みたいな裏切り者について話してる時間なんかこれっぽっちもないんだよ! 何か質問ありますか?」

――正式に近藤との世界ジュニアが決まったが、どんな心境で臨む?

▼佐藤「早くしてくれ。新木場じゃないの? 次の大会だと思ってたよ。今日だと思ってたよ。何だ、近藤修司。特に何もしてねぇくせに体調ばっか整えて、プロレスラーとしての勘が鈍ってんじゃねぇか。岩本君との試合、間近で見ましたよ。強いんじゃないですかね。でも勘は昔より遅くなってるんじゃないですかね。僕の蹴り、パンチ、関節技よけれなくなってるんじゃないですか。だからジュニアタッグリーグ、自分でギブアップしちゃうんじゃないですか。僕はしませんよギブアップ。僕の源流、教えてやりますよ、痛みをもって。僕の怒りをもって蹴飛ばしてやりますよ。近藤修司についてしゃべってる暇はこれっぽっちもないんだ! 何か質問ありますか?」

――近藤への怒りはどこからきている?

▼佐藤「だってさ、いなくなったんだからさ、自分で捨てて。何で帰ってくる必要があるの? 仮に5万歩譲って、帰ってきたら一言『すいませんでした』だろ? こんななってゴリラのふりして入ってきてる場合じゃねぇだろ。『本当にあの時はすいませんでした、もう一度、全日本ジュニアの輪の中に入れていただいてもよろしいでしょうか?』ってお伺い立てるべきじゃないか? 仮に全員ファンの人が許したって、全日本関係者全員が許したって、全日本関係者じゃない佐藤光留が絶対許さないよ。俺、あいつらがやったこと水で薄まったことは一回もないからね」

――それがエネルギーになる?

▼佐藤「なってるわけないじゃないですか。僕のエネルギーは別のところですよ。とっとと奪い返して。僕は青木さんにもイライラはきてないけど、ありましたよ。所属で盛り上げなきゃって。こっちじゃないんだって。おぉ、青木篤志、一緒に守ってきたじゃないか。正々堂々、青木篤志ともう一回ベルトをかけて…かかるといい舞台になるからね。そこで決めてやろうって気持ちはありますから。いいですか? よーし、北千住まで1時間40分だ」

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