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10/4【全日本】三冠戦へコスプレ対決 宮原がメイド服姿でゼウス圧倒 10・21横浜文体公開会見

 『全日本プロレス 10.21横浜文体大会直前ハロウィンスペシャルイベント』が4日、神奈川・ドン・キホーテ横浜西口店で行われ、三冠ヘビー級王座を争う王者・ゼウスに挑む宮原健斗は「どっちが全日本プロレスをを引っ張るんだと。それが今回の大きなテーマ」と定め、頂点返り咲きを誓うばかり。ハロウィンにちなんだコスプレ対決もメイド服姿を披露して王者を圧倒した。

 秋のビッグマッチ10・21横浜文体大会へ向けた公開会見がこの日、開催された。同大会のメインイベントは三冠ヘビー級選手権試合。2度目の防衛戦となる王者・ゼウスに前王者・宮原が挑む。ゼウスが初戴冠を果たした7・29大阪大会以来3ヵ月ぶりの再戦となる。

 9月の王道トーナメントで初優勝を果たし、三冠挑戦を決めた宮原は3ヵ月ぶり4度目の戴冠を狙う。「この三冠ベルトとともに全日本プロレスをさらにステップアップ、さらに次のステージに持っていくと。やっぱそれは俺しかできないと思ってるんで、そのためにはベルトが必要」と改めて強調した最高男は、「どっちが全日本プロレスをを引っ張るんだと。それが今回の大きなテーマ」と定め、頂点返り咲きを見据えた。

 迎え撃つゼウスは8・26流山大会の石川修司戦に続く2度目の防衛戦。前夜の新木場大会では三冠王者として全日本の新たな牽引者となる覚悟を口にしていたが、「いろいろな強い相手と全日本プロレスのチャンピオンがやる姿を見せていって勝っていく。全日本プロレスの三冠ヘビー級王者というのはどんだけ強いチャンピオンなのかというものを日本のプロレス界にみせていけるような、そういうチャンピオンになりたい」と理想の王者像を描いた。それを有言実行していくためにも、宮原戦突破は絶対条件で、「10月21日、横浜大会は全日本プロレス今年一番の祭りにします」と誓った。

 ドン・キホーテでの公開イベントはこれが3回目。この日はハロウィンにちなみ、ゼウスと宮原がドン・キホーテで販売されているコスプレ衣装を自ら選び、それを着用して登場した。王者・ゼウスがかわいい「バナナ男」で現れ、その場をなごませたが、宮原はそれ以上のインパクトを残した。何とメイド服姿を披露したのだ。「宮原健斗は生足出さないんでね。ちょっと今日は出そうかなと。露出多めでいきました」と理由を説明した最高男の姿に「かわいい!」の声が飛ぶなど女性ファンたちは大喜び。二人はそのままサイン&撮影会を開催したが、三冠戦を前にコスプレ対決は宮原に凱歌が上がった形となった。

 10・10後楽園大会で行われるアジアタッグ戦「野村直矢&青柳優馬vs大森隆男&ブラックめんそーれ」の会見も実施された。この日も両チームは舌戦を展開。「横にいる50手前のオッサンとお笑い芸人には絶対負けないし、もう結果は見えてる」(野村)、「ぜひ後楽園ホールにお越しください。我々ノムヤギが防衛する姿をお見せします」(青柳)と自信満々の王者組は大森連破でアジアタッグ戦線から追放する構え。当の大森は「追放される覚えは全くない! なぜなら間違いなく俺たちがチャンピオンになる」と豪語。めんそーれも大森と黒コーデで統一し、「この二人のチーム力で王者組二人を丸呑みして10月10日から俺たち二人がアジアタッグチャンピオンだ」と言い切ってみせた。

 また、欠場中の岡田佑介も登場した。当初は10・10後楽園大会で復帰戦を行う予定だったが、諏訪魔、石川修司の負傷欠場を受けて秋山準社長に直訴。4日早まって10・6浜松大会での復帰が決まった。5ヵ月ぶりのリングとなる岡田は「今この全日本プロレスに負の連鎖が続いてると思うんで、この負の連鎖を断ち切るのは絶対に僕しかいない」と言い切ってみせ、「浜松大会からまた全日本プロレス爆発させていきたい」と誓っていた。

【会見の模様】
▼宮原「全日本プロレス宮原健斗です。もう10月21日、直前になりますが、やっぱり宮原健斗にはこの三冠ベルトが必要だと。この三冠ベルトとともに全日本プロレスをさらにステップアップ、さらに次のステージに持っていくと。やっぱそれは俺しかできないと思ってるんで、そのためにはベルトが必要だと。絶対10月21日は俺が三冠ベルトを獲って、全日本プロレスとそして宮原健斗、次のステージにいきたいと思います」

▼ゼウス「全日本プロレス三冠ヘビー級チャンピオンのゼウスです。10月21日、横浜大会は全日本プロレス今年一番の祭りにします。そして最後は自分が宮原健斗をぶっ倒し、わっしょいで会場を締めたいと思います」

――ここまで2度の前哨戦を通じて感じたものは?

▼宮原「もうね、細かい部分はいろいろあるんですけど、どっちが全日本プロレスを引っ張るんだと。そういう凄く今後のプロレス界を担う戦いになると思うんで、どっちが全日本プロレスをを引っ張るんだと。それが今回の大きなテーマだと思ってるんで、前哨戦いくつかあるんで、皆さん、それまでの動向をぜひ見守っていただきたいなと思います」

▼ゼウス「この間の前哨戦で相手の健斗選手の息を、呼吸をある程度感じたいなと思ってやったんですけど、そこで自分の中で感じたのは、7月29日やった以上のあふれんばかりの闘志は凄く感じましたね、自分に対する。ゼウスをぶっ倒すぞコノヤローみたいな、そういうのをリング上で感じたんで、自分の闘志にも火がついたんで、10月21日が楽しみです。日本一バッチバチの試合やったろうと思ってますんで、皆さんどうか楽しみにしていてください」

――昨日の新木場大会でゼウス選手が「三冠を防衛して引っ張っていく」と宣言していたが、譲れないのでは?

▼宮原「それぞれが全日本プロレスを次のステージに持っていくという気持ちはあるんですけど、僕、宮原健斗はね、プロレス界、日本、世界をみても俺が引っ張んないといけないと俺はプロレスの神様から宿命があるから。そこは俺じゃなきゃダメですよ。そう自分にも言い聞かせて21日、リング上に立つと思います」

――宮原選手の発言を踏まえて、これから三冠王者として引っ張っていく覚悟を?

▼ゼウス「ここ2年ぐらい彼が本当に全日本プロレスを引っ張ってきたと思ってるんですよね。自分の考えてる形なんですけど、このベルトをしっかり防衛していって、いろいろな強い相手と全日本プロレスのチャンピオンがやる姿を見せていって勝っていく。全日本プロレスの三冠ヘビー級王者というのはどんだけ強いチャンピオンなのかというものを日本のプロレス界にみせていけるような、そういうチャンピオンになりたいと思ってます」

――最近、宮原選手の女性人気を気にしていたが?

▼ゼウス「全然、気にしてないんですけど(笑) 僕は男が好きなんですよ。本当に男が好きで、男に囲まれて今ここまで来たんで、正直、女性の方、みたらわかると思うけど、苦手なんですよね結構(笑) でも女性の声援もやっぱりほしいですよね。けど、たぶん男の人っていうのは8割ぐらいゼウスを応援してるんじゃないですかね。どうですか皆さん? (観客の反応を聞いて)3割ぐらいっぽいですね。ワッハッハッハ! 思ったより低かったな」


【会見の模様】
▼めんそーれ「シャー! あれ? もう一回いくぞ! シャー! 聞こえないなぁ。もう一回いくぞ、1、2、3、シャー! 皆様、今日は公開記者会見、お集まりいただきまして感シャーいたします。前回言った通りチャンピオンチーム、ポワーとした感じなので、今日も大森シャンとドン・キホーテで揃えた、このブラックコーデで。このサングラスもさっき買ってきました。よりかっこよくチーム力も上がったんじゃないかなと思います。この二人のチーム力で王者組二人を丸呑みして10月10日から俺たち二人がアジアタッグチャンピオンだ」

▼大森「ドン・キホーテ横浜店にお集まりの皆様こんばんは! 10月10日は何の日かわかりますか!? 体育の日ではありません。我々がアジアタッグチャンピオンになる日。その日が10月10日、後楽園大会です。ぜひブラックめんそーれ、大森隆男を応援して、皆様、歴史の証人になってください。ぜひ当日、後楽園ホールでお待ちしております」

▼青柳「どうも全日本プロレス青柳優馬です。10月10日は後楽園ホール大会ですね。今日のドン・キホーテのイベントは10月21日の横浜文化体育館大会のイベントではありますが、今日来て下さった皆さん、ぜひ後楽園ホールにお越しください。我々ノムヤギが防衛する姿をお見せします」

▼野村「みなさん、こんばんは! いよいよもうすぐ間近ということなんですけど、一言言うと、横にいる50手前のオッサンとお笑い芸人には絶対負けないし、もう結果は見えてるんじゃないかなって思います。僕らがアジアタッグ最多防衛記録を塗り替えて、俺の時代を作ります」

――王者組に見下され、バカにされている感があるが?

▼めんそーれ「野村選手さすがチャンピオン、2回連続会見に遅れてきてギリギリになっただけはありますね。その伸びた鼻、ゼウス選手じゃないけどポキっとへし折ってやる」

▼大森「お前らがアジアタッグをもっていられるのもあと1週間ぐらいだな。せいぜい大事にきれいに磨いといてくれ。10月10日、俺たちがそのベルト、ガッチリいただくぜ」

――王者組は今回防衛したら大森選手をアジアタッグ戦線から追放すると宣言しているが?

▼大森「追放される覚えは全くない! なぜなら間違いなく俺たちがチャンピオンになって、そしてそんなことを言う権限は君たちにはないはずだ」

――王者組は会見があり、公開練習もやって、言いたいことは言ってきたと思うが、挑戦者組の発言を受けて?

▼青柳「特に言うことはありません。防衛するだけです」

▼野村「何かこの10日のタイトルマッチがこの雰囲気でお笑いタイトルマッチになるんじゃねぇかってちょっと心配なんですけど、僕らはホント真っ向勝負、真剣に試合をしたい。ただ、向こうはその気じゃないと思います。でもこれが彼らの作戦だと思うんで、そのへんは気をつけて悉皆防衛したいと思います」

▼めんそーれ「オイ、お笑いタイトルマッチってどういうことだよ? 俺だってシャーシャー言ってんの、命かけて、人生かけてやってんだよ。お前にお笑いだ何だ言われる筋合いねぇよ。シャッ! シャッ! シャッ! シャッ! シャー!」

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