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10/16【NOAH】GLへ杉浦&丸藤仁王立ち 惨敗・清宮に「カナダへ帰れ」

『Autumn Navig. 2018』愛知・岡崎市竜美丘会館(2018年10月16日)
○杉浦貴&丸藤正道vs中嶋勝彦&清宮海斗×

 GHCヘビー級王者・杉浦と同タッグ王者・丸藤の方舟ツートップ・コンビが、グローバル・リーグ戦へ貫禄の仁王立ち。ホープ・清宮を完全粉砕し、異口同音に「カナダへ帰れ」と海外再修行すら勧告した。

 岡崎大会のメインイベントで杉浦&丸藤の上位世代ツートップコンビが実現。中嶋&清宮の新世代コンビと激突し、序盤から清宮を捕まえて主導権を握った。中嶋の援護で巻き返した清宮も、終盤に入って得意のミサイルキックで杉浦を打ち抜き“新兵器"の変型チキンウイングフェイスロックを仕掛けたが、杉浦はクラッチを許さずに極めさせない。

 逆に猛烈なカウンター・左ラリアットで清宮の動きを止めるや、迷いなくヒザで顔面を蹴り上げる。さらには丸藤が虎王を発射だ。ぐにゃりと崩れ落ちた清宮を引きずり起こした杉浦は、ダウンを許さずに鬼のエルボーを乱れ撃つと、ぐったりする清宮を強引に引きずり起こして予選スラムへ。完璧すぎる3カウントが数えられた。

 杉浦からGHC挑戦を拒否されていた清宮は、その牙城に迫るどころか、さらに突き放された格好。試合後には不甲斐なさに激怒した味方の中嶋からも場外に投げ捨てられ、そこへ杉浦が「いつまでもそんなとこで寝てんじゃねーよ。そんなんで俺たちに勝てんのか? 清宮、あ?」と追い打ちをかけた」と非情のマイクで追い打ちをかけた。

 ともあれ、丸藤&杉浦の“ツートップ"がグローバル・リーグへ岡崎メインで仁王立ち。バックステージでは「清宮、カナダから帰ってきたばかりの時のほうが元気あったんじゃねえか? カナダに帰ったほうがいいんじゃねえか? 誰かカナダから清宮に声かけてやってくれ。ラブレター・フロム・カナダだよお前」(丸藤)、「グローバル・リーグ終わったら、またカナダ帰ればいいんじゃないの? そしたらまた調子出るかもよ」(杉浦)とそろってホープに海外再修行すら勧告した。捲土重来を期してグローバル・リーグを目指すホープが、開幕前から試練を迎えた。


【試合後の杉浦&丸藤】
――二人で組んで完勝となったが?

▼杉浦「負ける気しないよ」

▼丸藤「あいつら世代闘争、世代闘争とか言いながら、若いモン同士で歯車が合ってないんじゃないか?」

▼杉浦「俺たちのほうが同じ方向を向いてるよね。チームとして」

▼丸藤「あんなんじゃ油さしても回んねえよ、歯車」

――清宮はGHCヘビー挑戦に名乗りを上げていたが?

▼杉浦「で、これだろ? これがすべてだよ。だから俺は受けなかったんだよ。今日で分かっただろ? 俺が蹴った理由が」

――とはいえ続くグローバル・リーグ戦ではお二人は敵同士となるが?

▼丸藤「お互いが強ければ、決勝で会うだろ」

――丸藤選手は一度、GHCをかけて杉浦選手に敗れているが?

▼丸藤「もちろん。あいつら(新世代軍)がベルト持ってても興味湧かなさそうだけど、杉浦さんが持ってるから欲しくなる。俺が挑戦するその時まで、しっかり持ってて欲しい。っていうか清宮、カナダから帰ってきたばかりの時のほうが元気あったんじゃねえか?」

▼杉浦「今じゃまったく勢いがないね」

▼丸藤「カナダに帰ったほうがいいんじゃねえか? 誰かカナダから清宮に声かけてやってくれ。ラブレター・フロム・カナダだよお前」

▼杉浦「グローバル・リーグ終わったら、またカナダ帰ればいいんじゃないの? そしたらまた調子出るかもよ」

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