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10/17【WWE】中邑が初対決のミステリオに敗戦、WWEワールドカップ出場権逸す

 放送1000回記念大会『スマックダウン1000』が現地時間16日、ワシントンD.C.のキャピタル・ワン・アリーナで開催され、中邑真輔が初対決となったレイ・ミステリオに敗れ、「WWEワールドカップ」出場権を逸した。

 US王者・中邑真輔が放送1000回記念大会『スマックダウン1000』に登場。4年以上ぶりにスマックダウン復帰を果たしたミステリオと「WWEワールドカップ」予選で対決した。ヒザ攻撃を中心に攻め込んだ中邑に対し、ミステリオは低空トペ・スイシーダを決めて反撃。実力者同士の初対決は白熱の攻防が展開された。中邑がリバースパワースラムからキンシャサを狙えば、素早くかわしたミステリオはエビ固めで丸め込む。中邑もバックスピンキックから2発目のキンシャサを繰り出したが、ミステリオは再びカウンター攻撃で返し、ハリケーンラナ、619と得意技を立て続けにさく裂。最後はスワンダイブ式フロッグスプラッシュで中邑を沈めた。無念の3カウントを聞いた中邑はWWEワールドカップ出場権を逃した。また、ルセフとザ・ミズによる同予選も行われ、レフェリーの死角を突いてエイデン・イングリッシュがルセフの足を引っ張って邪魔すると、ミズがスクールボーイで丸め込んで出場権を獲得した。

 WWEワールドカップにはジョン・シナ、カート・アングル、ジェフ・ハーディ、ランディ・オートン、セス・ロリンズ、ドルフ・ジグラーに続き、ミステリオ、ミズが出場権を獲得。これで出場者全8名が決定した。WWEワールドカップが行なわれるPPV大会『クラウン・ジュエル』は日本時間11月3日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 マクマホン・ファミリーがこの日のオープニングに登場した。RトゥルースとカーメラのTRUTH TVで番組がスタートすると、ゲストとしてロウ・コミッショナーのステファニー・マクマホンとスマックダウン・コミッショナーのシェーン・マクマホンがそれぞれ登場。シェーンが「Aショーにようこそ」と言えば、ステファニーは「ロウに続いて2番目に長い番組ね」と番組のコミッショナーとしてライバル心を剥き出しにした。すると、最後にWWEのCEOビンス・マクマホンが登場して場内は大興奮。ビンスは兄弟喧嘩を制すると、「WWEのEはエンターテインメントだ」と言ってダンスタイムを宣言。マクマホン・ファミリーが揃ってダンスを披露してスマックダウン1000回大会を祝った。

 また、この日は伝説のユニット、エボリューションのトリプルH、バティスタ、ランディー・オートン、リック・フレアーが再集結した。トリプルHが「1000回目だ! そして俺たちはスマックダウンを象徴するユニットだ」と口火を切ると、フレアーも「ウー! 1000回、ライフタイムだ」と祝福した。さらに現在ハリウッド俳優として活躍するバティスタはファン、そしてエボリューションメンバーに感謝の気持ちを伝えたが、トリプルHに対しては「彼はこの業界を変え、すべてを成し遂げた。俺を倒すこと以外は」と挑発。トリプルHの顔つきが変わり、一触即発となったが、フレアーの仲介で和解した。さらにエッジが登場し、カッティング・エッジのゲストとしてベッキー・リンチとシャーロット・フレアーを呼び込むも乱闘。エンディングではトリプルHと抗争を繰り広げるジ・アンダーテイカーが現れ、再びDXに対して「安らかに眠れ(レスト・イン・ピース)」の3ワードを残して1000回大会を締めくくった。

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