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10/17【新日本】OG派が反則暴走も…棚橋がオカダ救出

『九州三国志 presents Road to POWER STRUGGLE 〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018〜』東京・後楽園ホール(2018年10月17日)
○オカダ・カズチカ&矢野通&バレッタ&チャッキーTvsジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア×

 BULLET CLUB OGが反則暴走。外道がメリケンサックでオカダを暴行すると、ホワイトはブレードランナーの体勢に。窮地のオカダを棚橋弘至が救出。しかし、オカダは棚橋と視線を合わせず、無言でリングを去った。

 ホワイトと邪道&外道が新たに加わり、勢力拡大を果たしたBULLET CLUB OGが第3試合に登場。ホワイトとファレ&トンガ&ロアが強力カルテットを結成し、CHAOSのオカダ&矢野&バレッタ&チャッキーT組と第3試合で激突した。ホワイトたちはCHAOSを裏切ってのOG派加入だっただけに、両軍の間には遺恨が発生している。前夜も同カードで対戦。ホワイトがチャッキーTを一蹴していた。

 ゴングを待たずにCHAOS軍が奇襲。オカダはホワイトを場外に連れ出し、客席付近でエルボーをぶち込む。これでCHAOSがペースを掴んだかと思われたが、セコンドの邪道が竹刀攻撃で介入すると、流れは一変。場外乱闘に再び雪崩れ込むと、ホワイトはオカダを観客席やエプロンに投げつけて憂さを晴らした。

 その後、OG派は矢野を蹂躙したが、あとを受けたバレッタやチャッキーTが試合を立て直し、満を持してオカダがリングイン。ホワイトと向き合う。オカダは感情的になって突進するが、それに付き合わないホワイトはさっさとロアにタッチを渡して控えに回った。ならばとオカダはロアにフラップジャックをお見舞いしたものの、すぐさまOG派はリングに雪崩れ込み、オカダに集中砲火。ホワイトの串刺しエルボースマッシュ、トンガのリバースガンスタン、ファレのランニングボディプレスが連続して決まると、総仕上げとばかりにロアはエイプシットの構えに。

 オカダが何とか背後に不時着すると、CHOAS勢がカットに入る。OG派も呼応し、リングは混戦模様となるが、オカダが巨体のファレをボディスラムでぶん投げて邪魔者を排除すると、再びロアに照準。ドロップキック、ツームストンパイルドライバーと得意技を連発し、一気にレインメーカーへ。

 だが、背後からホワイトが襲撃。ブレードランナーを仕掛ける。オカダも先読みし、レインメーカーを狙ったが、空転させたホワイトが羽交い締めに捕獲。ここで外道が乱入し、メリケンサックを付けた右手でナックルパートを一閃。オカダをKOし、即反則負けとなった。

 その後もOG派はオカダを暴行。ホワイトは不敵な笑みを浮かべて、ブレードランナーの体勢に入ったが、ここで棚橋が花道からダッシュしてリングイン。オカダを救出し、OG派を追っ払った。棚橋はオカダの前に立つと、客席からは合体を希望する声援が巻き起こったが、オカダは視線すら合わせず、そのまま去っていった。

 10・8両国ではOG派に暴行された棚橋のピンチにオカダが飛び込んだだけに、棚橋としては借りを返した形。逆の立場になったオカダは「また今度話すわ」と多くを語らず、控え室へと消えていった。

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