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10/17【新日本】石森が元パートナー・ACHを粉砕 OG派タッグが2連勝

『九州三国志 presents Road to POWER STRUGGLE 〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018〜』東京・後楽園ホール(2018年10月17日)
「SUPER Jr.TAG LEAGUE 2018」公式戦 ○石森太二&ロビー・イーグルスvs田口隆祐&ACH×

 石森が元パートナーのACHをブラディークロスで粉砕。BULLET CLUB OGの石森&イーグルス組が2連勝を果たした。

 第5試合は「SUPER Jr.TAG LEAGUE 2018」公式戦。BULLET CLUB OGの石森&イーグルス組と昨年のジュニアタッグトーナメント準優勝の田口&ACH組が激突した。石森組は開幕戦で獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク組と激突。新顔のイーグルスがライガーからギブアップを奪う金星を挙げて、勢いをつけた。一方、田口組はボラドールJr.&ソベラーノJr.組に敗戦し、黒星スタートに。石森とACHはかつてタッグを組んでおり、2016年のジュニアタッグトーナメントでは準優勝している。因縁の元パートナー対決となった。

 試合前に田口とACHは作戦を細かく確認。ハイタッチを交わして試合に臨んだ。しかし、イーグルスに手首を絞め上げられていきなり悲鳴を上げた田口は、スピーディな攻撃の前に防戦一方。自陣に戻るとタイムまで要求した。

 続いてACHと石森の元パートナー対決が実現。激しい先読み合戦を繰り広げる。ACHは田口よろしくヒップバットをぶち込むと、プランチャでダイブした。荒ぶる石森はこれを迎撃すると、場外でのイス攻撃で挽回。ここからOG派がACHを攻め込む展開に。左ヒザに一点集中攻撃を見舞うと、ACHはうめき声をあげる。

 苦しんだACHが低空ドロップキックでイーグルスを振り払うと、タッチをもらった田口が躍動。ジャンピングヒップアタックやランニングヒップバットで相手軍をナデ斬りにする。さらに、DDTとリバースDDTで2人同時にマットに叩きつけ、「田口」コールを巻き起こした。

 田口は連続ブレーンバスターでさらにイーグルスを攻め立てたものの、イーグルスも変型水面蹴りや延髄スライディングアックスボンバーで押し返して互角の勝負に持ち込む。ここで両軍代わってACHと飯伏が再び対峙した。

 エルボーや逆水平で気持ちをぶつけ合うと、ACHがハンドスプリング攻撃をキャッチしてのジャーマンスープレックスで先にチャンスを掴む。だが、続くダイビングボディプレスは痛恨の自爆に。すかさず石森はスライディング式ジャーマンを敢行。イーグルスと合体し、串刺しダブルニー、ジョン・ウー、低空619、串刺しダブルニーと怒濤の連続攻撃を浴びせた。ここがチャンスと、イーグルスがトペコンヒーロで田口を場外に分断する。

 石森がツームストンの構えに入るが、ACHも激しく抵抗。何度もポジションが入れ代わったが、石森はツームストン式剣山ストマックバスターで黙らせると、最後はブラディークロスで元パートナーを葬った。

 石森&イーグルスが開幕2連勝。石森はOG派の証しとばかりにウルフパックのサインをイーグルスと合わせると、かつてのパートナーに目を向け、手を払って不快感をあらわにし、さっさとリングを去って行った。

 バックステージでも石森は「ACH、元タッグパートナーだか知らないけど、あんな明るいヤツよりも、冷静で戦略的で技巧派のスナイパー・オブ・ザ・スカイ、ロビー・イーグルスとこのま行ってやるぜ。イッツ・リボーン!」と宣言。元パートナーを叩き潰した石森とイーグルスの次戦は10・20愛媛。SHO&YOHと対戦する。

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