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10/17【全日本】ジェイクが連夜の青柳撃破、岩本は収穫強調

『2018旗揚げ記念シリーズ』青森県武道館(サブ/弘前市)(2018年10月17日)
○ジェイク・リー&岩本煌史vsヨシタツ&青柳優馬×

 ジェイクが青柳に2連勝。岩本はユニットとしての収穫を強調した。

 ジェイムスが脱退したばかりのSweeperは現在、崔と恵一が戦列を離れており、ジェイクと岩本蚤の状況で戦っている。それでも前夜の横手大会でジェイクが青柳との一騎打ちに快勝。この日は二人がタッグを組んでヨシタツ&青柳と対戦した。

 Sweeperは青柳に的を絞って序盤から中盤にかけて主導権を握った。唯一ジュニア戦士の岩本がヨシタツに攻め込まれたものの、一本背負いで逆襲。ジェイクも青柳のダイビングボディアタック、ジャーマンに攻勢を許したものの、ニーリフトでせき止めた。ジャイアントキリングをキャッチした青柳がドラゴンスクリューで反撃しても、岩本が飛び込んで孤高の芸術を狙う。これが不発に終わり、ジャーマンで撃退されたが、次の瞬間、ジェイクがジャイアントキリングをぶち込んで青柳を鎮圧。すかさず高角度バックドロップを爆発させて3カウントを奪った。

 ジェイクが連夜の青柳撃破。10・21横浜文体ではジェイムスとの一騎打ちも控え、上り調子だ。が、当の本人は「足を徹底的にここぞって時に来るんで、はっきり言って気は抜けないですよ。パートナーいなかったらちょっとやばかったです」と慢心せず。明日10・18むつ大会ではヨシタツの一騎打ちも組まれており、「ヨシタツ選手もバックドロップを使うし、それに関節技、ここぞという時にあれでリズムを変えてきたりするし。ちょっと集中力を切らせられない」と気を引き締めた。

 一方、岩本はヘビー級に交じった中で勝利。11・29名古屋の世界ジュニア挑戦へ向けて好材料となったのは間違いないが、Sweeperとしても好感触をつかめた。岩本がやられながらも相手の集中力をそぎ、そのスキを突いてジェイクが料理。「今日の勝ち方っていうのは今までにない勝ち方だったんじゃないかなと思って、凄く収穫が大きい試合だった」と振り返った岩本は、「この戦い方、勝ち方、世界ジュニアにも活きてきますし、攻撃するだけがチームワーク、連係じゃないというのが今日やれて確認できた」と収穫ありを強調していた。

【試合後のジェイク&岩本】
――2日連続で青柳に勝利したが?

▼ジェイク「いや、けど足を徹底的にここぞって時に来るんで、はっきり言って気は抜けないですよ。パートナーいなかったらちょっとやばかったです、今日はホント」

――結果が出ているのは10・21横浜文体のジェイムス戦に向けていい流れでは?

▼ジェイク「もちろん。ただ、その前にまだシングルが一つ残っていて、今日戦ったヨシタツ選手。ヨシタツ選手もバックドロップを使うし、それに関節技、ここぞという時にあれでリズムを変えてきたりするし。ちょっと集中力を切らせられないです」

――岩本選手はヘビー級に交じった中で勝利したのは世界ジュニア戦へ向けて好材料では?

▼岩本「世界ジュニアもそうなんですけど、今Sweeper、ディランが抜けて4人。しかも今回の巡業、4人の中のジェイク、岩本、この二人しかいないわけで。どっちかがシングルで戦ったりとか、今日みたいにタッグで戦うというカードが今回多い中で、今日の勝ち方っていうのは今までにない勝ち方だったんじゃないかなと思って、凄く収穫が大きい試合だったなと思って。この戦い方、勝ち方、世界ジュニアにも活きてきますし、攻撃するだけがチームワーク、連係じゃないというのが今日やれて確認できたかなと。まぁやられてるんですけど自分は。やられてるんですけど、一瞬のスキをジェイクさんが見出してくれて、そこで一発仕留めてくれて今日みたいな勝ちにつながったんで。チームとして今日の勝ちというのは凄く意味のある勝ちだったんじゃないかなと、僕はそう思いますね」

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