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10/18【WWE】里村、イオが「メイ・ヤング・クラシック2018」準決勝進出

 205 Live、MYCが日本時間18日に配信され、里村明衣子、紫雷イオが揃って「メイ・ヤング・クラシック2018」準決勝進出を決めた。

 この日、日本が誇る“レジェンド"里村が準々決勝に登場し、レイシー・レーンと対戦した。試合前のインタビューで「本当の強さを知ってもらいたい」と自信満々だった里村は、序盤からハイキック、アームバーで攻め込んだ。辛うじてロープエスケイプしたレイシーはエルボー連打、コーナートップからのクロスボディを決めて反撃するものの、2カウントで返した里村はハイキックで動きを止めると、必殺のデスバレーボムをさく裂させて準決勝進出を決めた。里村は10月25日に配信される準決勝で、ミヤ・イムを撃破したトニー・ストームと対戦する。

 “天空の逸女"イオがこの日、準々決勝でディオナ・プラゾと対戦した。試合前のインタビューでイオは「優勝したいので、エボリューションのリングに絶対上がりたいですね。そのために勝ちます」と宣言。ディオナは「リングではビースト。最もタフな相手」とイオを警戒していた。序盤にドロップキックでディオナを場外に吹き飛ばしたイオは、トペ・スイシーダを決めて先制。ディオナも低空ドロップキックからヒザをイオの顔面に叩き込むと、得意のアームバーで捕らえた。しのいだイオは619、ミサイルドロップキックを華麗に決め、ムーンサルトを狙ったが、阻止したディオナがジャーマン・スープレックスを3連発。再びアームバーを決められてピンチに陥ったイオだったが、串刺しランニングダブルニーを叩き込んで逆転。最後はコーナートップからムーンサルトを豪快に決めてピンフォールを奪った。試合後、ディオナに激勝したイオは「よっしゃ、優勝するぞ!」とアピール。会場からは“イオ"コールが沸き起こった。ベスト4入りを決めたイオは10月25日に配信される準決勝で、ティーガン・ノックスを倒したリア・リプリーと対戦する。「メイ・ヤング・クラシック 2018」はWWEネットワークで毎週木曜日に準決勝まで配信され、決勝戦は日本時間10月29日、WWE史上初の女子のみのPPV大会『エボリューション』で行われる。

 205 Liveでは“元クルーザー級王者"戸澤陽が抗争を展開中のドリュー・グラック(withジャック・ギャラハー)とシングル戦で激突した。ハリケーンラナからサッカーボールキック、セントーンを叩き込んで主導権を握った戸澤は「アー!」と雄叫び。騙し打ちジャブ、オクトパスホールドを繰り出して攻め込んだ。劣勢のグラックはパワーボムで反撃し、レフェリーの目を盗んでヘッドロックを決めながら戸澤の耳を噛んだが、戸澤の勢いは止まらず。風車蹴りをヒットさせると、シャイニング・ウィザードからトペ・スイシーダをグラックとギャラハーに叩き込んだ。最後は戸澤がコーナートップに登って必殺のダイビング・セントーンを狙ったが、セコンドのギャラハーが戸澤の足を引っ張って介入。反則裁定となってしまった。不本意な勝利を拾った戸澤は試合後、2人がかりで襲われたが、グラック&ギャラハーと仲間割れしたブライアン・ケンドリックが現れて戸澤を救出した。

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