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10/25【WWE】イオが「メイ・ヤング・クラシック2018」決勝進出、里村は無念の準決勝敗退

 205 Live、MYCが日本時間25日に配信され、紫雷イオが「メイ・ヤング・クラシック2018」決勝進出を決定。里村明衣子は惜しくも準優勝敗退に終わった。

 「メイ・ヤング・クラシック2018」もいよいよ佳境。この日配信分で準決勝2試合が行われた。日本が誇る“レジェンド"里村はトニー・ストームと対戦。日本で一度だけ対戦し、ドローに終わっているとあって、里村は「絶対に勝ちたいです。決勝に出ることしか考えていない」と必勝を宣言。トニーは「世界でベストな選手の1人だ。簡単ではない」と警戒した。

 里村が「行くぞ!」と串刺しランニングエルボーからスピニングヒールキックを決めて先手を取れば、トニーは得意の関節技で反撃。ヒップアタックからスープレックス、場外へのトペ・スイシーダと立て続けに攻め込むと、雄叫びを上げた里村はビックブーツからDDT、側転からのニードロップで劣勢を打開して一気にデスバレーボムをさく裂させた。これを辛うじてカウント2で返したトニーが必殺のストロングゼロを叩き込むと、里村もスコーピオライジングを決めて譲らず。必殺技の応戦を展開したが、最後はトニーがこの日2発目のストロングゼロを叩き込んでカウント3。里村は惜しくも準決勝敗退に終わった。試合後、両者が涙を流しながら握手を交わすと会場からは“サンキュー・明衣子"コールが発生。ステージ上ではトリプルHが里村の腕を上げて健闘を称えた。

 “天空の逸女"イオは準決勝でリア・リプリーと対戦した。「どれだけ私がすごいか世界に知らしめます。絶対に優勝決定戦に残りたいし、優勝したい」と意気込んで出陣したが、体格に勝るリアのパワーファイトに苦戦。イオは強引に投げ飛ばされると、マウントパンチの連打や腕関節を決められて劣勢となった。気合を入れ直したイオはエルボー17連打からトペ・スイシーダを決めて劣勢を打開すると、アッパーカット連打、619を決めてリアを追い込んだ。リアもコーナートップからスープレックスを繰り出して意地を見せるも、最後はイオがランニングダブルニーから完璧なムーンサルトを決めて決勝戦進出を決めた。イオは「おっしゃ! 私が絶対世界一になる」と雄叫びを上げると、盟友カイリ・セインから花束贈呈で祝福された。決勝に駒を進めたイオは準決勝で里村を破ったトニー・ストームとの対戦が決定。「メイ・ヤング・クラシック 2018」決勝戦は日本時間10月29日、WWE史上初の女子のみのPPV大会『エボリューション』で行われる。

 100回を迎えた205 Liveではヒデオ・イタミが因縁のムスタファ・アリとフォールズ・カウント・エニウェアマッチで再戦した。前回の対戦で両者場外カウントアウトに終わっており、その決着戦となった。ヒデオが裏拳からアリの顔面を蹴りつけて先制すると、アリはハリケーンラナからダイビングクロスボディを繰り出して互角の攻防を展開。場外戦ではヒデオが解説席上でヒールホールドやビックブーツを叩き込んで攻め込んだが、クロスボディ、DDTでダメージを負ったヒデオはテーブルに寝かされると、アリがコーナートップから豪快に450スプラッシュを炸裂させてテーブル葬。ヒデオはそのままピンフォールを奪われてライバルのアリに敗れた。

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