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10/26【新日本】BUSHI&鷹木が単独首位に “リベリオン"で4勝一番乗り

『Road to POWER STRUGGLE〜SUPER Jr.TAG LEAGUE 2018〜』東京・後楽園ホール(2018年10月26日)
「SUPER Jr.TAG LEAGUE 2018」公式戦 ○BUSHI&鷹木信悟vs石森太二&ロビー・イーグルス×

 BUSHI&鷹木組がジュニアタッグリーグ戦公式戦で石森&イーグルス組を撃破。4勝目一番乗りを果たして単独首位に立った。

 3勝1敗で首位タイのBUSHI&鷹木組(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)と、2勝2敗の石森&イーグルス組(BULLET CLUB OG)が5戦目で激突。先発の探り合いから鷹木-石森の元闘龍門対決が実現して盛り上がりをみせたが、先に主導権を握ったのはOGコンビ。新顔イーグルスがキレのあるコルバタやロープをすり抜けながら放つローリング・トペで存在感を際立たせながらBUSHIの動きを止めてみせた。

 BUSHIが脱出に成功するや、鷹木がラリアットやショルダータックルで縦横無尽に巻き返して“シンゴ"コールが響いたものの、石森もラスト・オブ・ザ・ドラゴンを高角度前方回転エビ固めで切り返してYESロックにつなげて譲らず。鷹木との先の読み合いとなっても、ハンドスプリング式のジャンピングハイキックを叩き込んで“闘龍門の先輩"としての意地もみせた。

 イーグルスも続く。BUSHI相手にロープを駆け上がりながらの変型不知火を放って見せ場を作った。BUSHI&鷹木から二人がかりの合体バッククラッカーを食らっても、石森が飛び込んで逆にコンプリートショット&DDTの同時発射でロス・インゴコンビを単身ナデ斬りに。さらに石森は華麗なキリモミ式プランチャで鷹木を足止めし、援護をもらったイーグルスもドンピシャのジャンピングハイキックでBUSHIを射抜くと、“おんぶ状態"からぶっこ抜く変型みちのくドライバー2でグサリ。続けてヒザへの450゜スプラッシュを投下し、裏4の字固めでギブアップを迫った。

 だが、場外で石森を振り切った鷹木が、強烈なスライディング・ラリアットを見舞ってカット。BUSHIもカナディアンデストロイヤーからのエムエックスを放って一気に巻き返した。石森のカットが間に合ったものの、すかさず鷹木がパンピングボンバーをぶち込んで排除。返す刀でイーグルスに合体式のエムエックス“リベリオン"を決め、完璧な3カウントが数えられた。

 熱戦を制したBUSHI&鷹木が4勝目一番乗り。この日のメインでSHO&YOH組が敗れたため、ジュニアタッグリーグ線で単独首位に立った。あす(27日)後楽園大会の公式戦では現IWGPジュニアタッグ王者の金丸義信&エル・デスペラード組と激突する。

【試合後のBUSHI&鷹木】
▼鷹木「今日の勝ちは大きいぞ。今日はBUSHIがやってくれた。俺とBUSHIが即席タッグだってバカにしてたヤツがいたろ? そんなんじゃねえぞ。俺とBUSHIはずっとここ(胸を叩く)で繋がってたんだ。組んでそうそうこうやって連携技で3つ取ったことは大きいぞ。開幕戦で内藤、EVIL、SANADAが駆けつけてくれた。俺はその心意気にしっかり結果で返したいと思ってる」

▼BUSHI「わかったろ? 前にも同じような技があったかもしれない。けど、俺たちは違うよ。俺たちは違うんだよ。名前は何だと思う? まあ、ノリで鷹木信悟と決めたから。リベリオン。俺たちはこのSUPER Jr.TAG LEAGUEでただ勝つだけじゃない。優勝することはもちろん、そしてこのジュニアタッグリーグを盛り上げることが一番重要であり、この新日本ジュニアタッグは熱いってね。見たいでしょ? だからこそ俺たちが優勝するんだよ。エンセリオ、マジで!」

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