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10/26【新日本】オカダがジェイ制裁を決意 「かわいがり」宣言

『Road to POWER STRUGGLE〜SUPER Jr.TAG LEAGUE 2018〜』東京・後楽園ホール(2018年10月26日)
○ジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア&外道vsオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&バレッタ&チャッキーT&ロッキー・ロメロ×

 煮え湯を飲まされ続けてきたオカダがジェイ制裁を決意。「今の時代、かわいがることはダメなのかもしれないけど、しっかりかわいがってやる!」と宣言した。

 オカダ率いるCHAOS軍はジェイと邪道&外道を加えて勢力を拡大したBULLET CLUB OGと今シリーズ連日対戦。勢いの差を見せつけられ、連敗が続いている。10・17後楽園では外道がメリケンサックでオカダを痛打して反則暴走。オカダはジェイにブレードランナーを狙われたが、棚橋弘至が救出に駆けつけ難を逃れた。

 今宵は第4試合でCHAOSのオカダ&後藤&バレッタ&チャッキーT&ロメロ組と、OG派のジェイ&ファレ&トンガ&ロア&外道組が激突。嫌な流れを変えようと、先発した後藤が1人でトンガとロアをナデ斬りにして奮闘すると、チャッキーTもノータッチトペコンヒーロでダイブする。バレッタとロメロも元コンビらしく好連係を披露し、合体串刺しニーを浴びせた。

 しかし、OG派は場外乱闘に持ち込んであっと言う間に逆転。バレッタに照準を絞り、入れ代わり立ち代わりでいたぶる。ジェイはバックエルボーでバレッタをなぎ倒すと、控えのオカダを襲撃。激怒したオカダが襲いかかろうとしたが、ジェイは場外に退避した。そして、外道がオカダの注意を引きつけているうちに、OG派はセコンドの邪道も加勢に入り、バレッタを集団暴行。オカダにとってはフラストレーションが溜まる展開が続いた。

 猛攻を耐え忍んだバレッタが、外道にネックブリーカードロップをお見舞いすると、やっとオカダがリングイン。大歓声を浴びたオカダはエルボー連打で外道を鉄拳制裁する。トンガとロアが介入すると、場外から邪道も竹刀攻撃を狙うが、オカダはことごとく読んで返り討ちに。巨体のファレをボディスラムで投げ飛ばして再び歓声を巻き起こすと、外道にはリバースネックブリーカーを狙った。

 割って入ったジェイがバックドロップで阻止。タッチをもらってリングに入ると、オカダに強烈なエルボーを突き刺す。怒ったオカダもエルボーを返すが、ジェイはブレーンバスターでぶん投げると、エルボースマッッシュで追撃。リバースネックブリーカーを狙われたのを逆に利用して、ブレードランナーへ。負けじとオカダもレインメーカーで切り返しを狙うと、避けられてもフラップジャックでマットに叩きつけた。

 いい場面でタッチをもらったロメロは串刺しラリアットを連発。フランケンシュタイナーでジェイ、トンガ、ロアを連続して投げ飛ばす。後藤やバレッタもアシストに回った。

 ロメロの勢いを止めようと、ジェイが羽交い締めに捕獲すると、外道がメリケンサックで殴り飛ばしにかかる。が、オカダがエルボースマッシュで阻止。ドロップキックでジェイを蹴り倒すと、ロメロは逆さ押さえ込みでニアフォールを奪い取り、場内を沸かせた。しかし、続くスライスブレッドは決まらず、ジェイが一気にブレードランナーを繰り出し、一撃で3カウントを奪い去った。

 試合後、感情的になったオカダはジェイに突進。場外に転落したジェイと距離を取ってにらみ合った。バックステージでも「ジェイ、いつまでも調子に乗らしておくわけにはいかないんだよ。お前なんてサッと倒して、俺には次、やらなきゃいけないことがあるんだよ」と感情的になったオカダは、「今の時代、かわいがることはダメなのかもしれないけど、しっかりかわいがってやる!」とジェイ制裁を宣言した。

【オカダの話】「ジェイ、いつまでも調子に乗らしておくわけにはいかないんだよ。お前なんてサッと倒して、俺には次、やらなきゃいけないことがあるんだよ。みんなが楽しみにしていることがあるんだよ。しっかりかわいがって…今の時代、かわいがることはダメなのかもしれないけど、しっかりかわいがってやる!」

【後藤の話】「NEVERはオスプレイに任せたつもりだったんだけど、怪我はしょうがねえよ。とっても残念だけどね。状況が変わったってことで、こうなりゃすぐにでもこの俺が取り返したいんだけど…NEVERはいったいどこで何をやってるんだ?」

【試合後のバレッタ&チャッキーT】
▼チャッキーT「邪道、外道、お前たちなんか事故に巻きこまれて死んでしまえばいい…と言ってしまいたくなるぐらいあいつらのことが大嫌いだ。俺たち、全然ダメじゃないか。負け続けているし」

▼バレッタ「でもまあ、俺は今、ちょっとそれは…」

▼チャッキーT「お前の頭の中はCodyのことでいっぱいなのか」

▼バレッタ「そういうことじゃないけど」

▼チャッキー「あいつだってお前が倒して、今度は俺がやってやるよ」

▼バレッタ「Codyよ、俺の挑戦を受けてくれたことは嬉しく思うが、お前の決め方が気に入らない。Twitterのアンケートで決めただろ? 俺に対するリスペクトがない。インターネット上でファンからヒーロー扱いされているかもしれないが、お前はフェイクだ。お前はヒーローというより社会病質者のように俺は感じているから、お前のことは一切信用してない。今度の試合はドレスコードもないから、スーツなんて着てくる必要はない。俺は普通のシャツとパンツで来て、スパッツに着替えたら、お前の顔面を殴ってやるだけだ。トロントで会おう。その前にもう1つだけ言いたいことがある。お前はALL INの時に自分の飼い犬を連れて来ていたが、あんなふうに犬に愛情のないヤツは初めて見た。25000人の人の前で恐れおののいている犬を見て、何とも思わないんだったら、お前は本当にどうかしている」

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