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10/27【新日本】石森が王者KUSHIDA狩りで3勝目、IWGPジュニア獲りにも色気

『Road to POWER STRUGGLE〜SUPER Jr.TAG LEAGUE 2018〜』東京・後楽園ホール(2018年10月27日)
「SUPER Jr.TAG LEAGUE 2018」公式戦=○石森太二&ロビー・イーグルスvsクリス・セイビン&KUSHIDA×

 石森が王者・KUSHIDAをピンフォールして3勝目。IWGPジュニア挑戦にも色気をみせた。

 セイビンとの日米タッグでIWGPジュニア王者としてタッグリーグ戦に臨んだKUSHIDA。ここまで3勝2敗・勝ち点6と白星先行で折り返した。この日の6戦目は石森&イーグルスとの対戦を迎えた。

 まずはKUSHIDA&セイビンの連係が冴える。二人で交互にパンチを打ち込み、KUSHIDAのマンハッタンドロップ→セイビンのドロップキックの連続攻撃を石森に浴びせると、KUSHIDAが鎌固めで捕らえたところにセイビンが低空ドロップキックをお見舞い。イーグルスが飛び込んでも連続串刺し攻撃で返り討ちにした。

 KUSHIDAが石森の左腕に的を絞って追撃したが、石森の低空ドロップキック、イーグルスのミサイルキックで左足を狙い撃ちされて劣勢に。石森のアキレス腱固め、ニークラッシャーにもん絶した。

 タッチをもらったセイビンが石森を踏み台にしてのスイングDDTでイーグルス相手に挽回すると、石森にはミサイルキックを発射する。カナディアンバックブリーカーで担いでから旋回してのハイアングルDDTで突き刺したが、ムーンサルトとネックブリーカーの合体技が不発に終わり、KUSHIDAが着地した際に左足にダメージ。石森のDDTで二人まとめて叩きつけられて流れが変わった。消耗の激しいKUSHIDAにイーグルスがゼロ戦キックで追撃を狙うと、セイビンが盾になって被弾。ならばとイーグルスは変型みちのくドライバーでKUSHIDAに追い打ちをかけ、450°スプラッシュを発射した。

 読んだKUSHIDAが三角絞めで捕獲。腕ひしぎ逆十字に移行すると、一気にホバーボードロックで勝機を作り、セイビンとの合体技を狙った。

 だが、石森が飛び込んで未遂に終わらせた。イーグルスがトラースキックでセイビンを蹴散らすと、石森はKUSHIDAにジャンピングニーをさく裂。KUSHIDAをセカンドロープに乗せると、場外にスライディングしてのジャーマンで叩きつける。イーグルスと串刺しダブルニーを立て続けに見舞い、イーグルスがジャンピングハイキックを発射。さらに石森のランニングニーとイーグルスのトラースキックを同時に打ち込んだ。

 KUSHIDAも石森のブラディークロスを食い止め、石森の両足をセイビンに預けると、ローキックで蹴りつけて反撃。加勢に飛び込んだイーグルスをセイビンのマンハッタンドロップ、KUSHIDAの低空ドロップキック、セイビンの鎌固め、KUSHIDAの低空ドロップキックの連続攻撃で蹴散らすと、KUSHIDAがバックトゥザフューチャーの構えに入って勝負に出たが、これを阻止した石森はツームストンの体勢からの変型ストマックブロックで逆襲すると、一気にブラディークロスを爆発させて3カウントを奪った。

 石森&イーグルスが3勝目で勝ち点6をマーク。優勝圏内に生き残った。残る公式戦は10・31長野大会のボラドール&ソベラーノ戦のみ。そして石森は王者・KUSHIDAに直接勝利。「タッグマッチとはいえ、IWGPジュニアヘビー級王者・KUSHIDAからピンフォールを獲った。この意味、お前らわかってんだろうな? お前ら、よく考えろ」と言い放ち、ベルト獲りに色気をのぞかせていた。

【試合後の石森&イーグルス】
▼石森「タッグマッチとはいえ、IWGPジュニアヘビー級王者・KUSHIDAからピンフォールを獲った。この意味、お前らわかってんだろうな? お前ら、よく考えろ」

▼イーグルス「石森の言う通りだ。BULLET CLUBが何が何でも獲ってやるぞ」

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