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10/28【NOAH】“5年越しの思い"胸に方舟殴り込み GLへ佐藤耕平ミニインタビュー

 ノア年間最大のリーグ戦となる『GLOBAL LEAGUE 2018』(10・30後楽園で開幕)初出場を果たすZERO1・佐藤耕平。プロレス界を股にかけて活躍する説明不要の実力者だが、実はノアの“GL"には“5年越し"の思いがあった。ノアジュニアでは同じZERO1の日高郁人が存在感を放った今年。ヘビー級では耕平が続く――。


【耕平ミニインタビュー】
――『GLOBAL LEAGUE 2018』初出場が決まった

▼佐藤「実は5年前に参戦の話があったんですけど、怪我をしてチャンスを逃してしまった…。今回、念願のグローバル・リーグ出場が決まって、とても楽しみですね」

――開幕戦の10・30後楽園では拳王と対戦する

▼佐藤「バチバチいきますよ。同じ蹴りを使う選手の中で、1、2を争う強烈な蹴りを撃ってくる。蹴り負けないよう、バチバチ蹴り合いますよ。昨年の火祭り(7・12新木場)でやられてるんで、ウチ(ZERO1)のリーグ戦でヤラれたんで、今度はそっちのリーグ戦で借りを返しますよ」

――11・8後楽園では中嶋と当たる

▼佐藤「何度かタッグを組んだことはあるけど、試合するのは初めてかな。拳王とはまた違う質の蹴りを使う選手。最近、昔とちょっとスタイルが変わってきてるね。そこには付き合わずに。面白い試合になるんじゃないかな。蹴りを使う選手には負けたくないね」

――11・12広島ではマサ北宮と対戦する

▼佐藤「彼とは初対決ですね。率直なイメージでパワーが強そう。(体の)サイズは違うけど、地力、勢いがありそう。遠慮せずにぶつかりますよ」

――11・14高松で戦うストームについては?

▼佐藤「前にタッグで戦ったけど、とにかくあの腕! パワーでガンガン押して来るタイプというのは分かってる。変にいなすことはしたくないんで、思いっきり正面からぶつかって」

――11・16大阪・世界館では長井満也と当たる

▼佐藤「長井選手はウチにも上がってたし知ってるんですけど、試合で絡んだことないんですよ。元々のスタイルは似たようなモノなんですけど…蹴りを使う選手ばっかりだな! 今のノアでの試合を見ていないんで、どんなスタイルで来るのか…ピンとこない。実は一番不安要素というか、怖いところなんですよ。キャリアもあるし、引き出しもある。体もでかいし、足元をすくわれないようにしないと。とにかく、蹴りを使う選手には負けたくないね」

――11・21会津若松で当たる齋藤彰俊については?

▼佐藤「また蹴りか! 拳王選手、中嶋選手と同じ蹴りを使ってくる。空手仕込みの重い蹴りだね。そこに加えて頑丈。齋藤さんのイメージは頑丈。そこをどう切り崩せるか。楽しみです」

――そして最終公式戦の11・22仙台では丸藤と当たる

▼佐藤「以前(2012年10・8横浜文体)シングルで勝ってるけど、丸藤選手のスタイルに付き合わないようにしないと。あのペースに持ち込まれないようにしないといけない。天性の動きというか、あの動きにはついていけないから(笑) 丸藤選手の土俵には上がらず、そこは潰しにかかりますよ! そうすれば自ずと同じ結果になる」

――丸藤選手と齋藤選手はGHCタッグ王者です

▼佐藤「このリーグ戦をきっかけに波長の合う、手の合う選手がいれば、狙いに行くのもアリかな。団体(ZERO1)を背負って出るわけだから、優勝するのは当然。同じブロックにタッグ王者がいる、そこに勝つ。反対のブロックにはシングルのチャンピオン・杉浦選手がいる。誰が勝ち上がってくるかはわからないけど、優勝すればシングルも見えてくる。ベルトに挑戦するにはそれなりの結果を残さないと、簡単に挑戦できるもんじゃない。まずは優勝すること」

――ではその優勝決定戦で当たる選手は?

▼佐藤「うーん…そうだなぁ…あえて言うなら潮崎豪が面白いかな……逆に、樋口(和貞)なんかがいいかな。彼が髷を結ってた頃から知っていて、相撲の話しないでプロレスの話ばっかりしていた(笑) まさかノアのリーグ戦に一緒に出るなんて思ってなかったね。他団体の2人で優勝戦をやったら爽快だね。そうなったらノアの選手は面白くないだろうなぁ(笑) その後の火種になったら面白い。リーグ戦だけじゃ終われないね」

――BブロックにはGHC王者の杉浦選手がいますが?

▼佐藤「リーグ戦で優勝することはそんな簡単なことじゃない。俺は火祭りを15年間、全てに出場している。その中で優勝したのは2回だけ。杉浦選手とは何度も戦っていて強さはよーく知っている。何が起こるかわからないのがリーグ戦。ただ強いだけじゃ優勝できない。ましてやチャンピオンは一番狙われるしね。順当にいけば決勝に出てくるだろうけど…。まずは自分のブロックを勝ち上がって決勝のリングに上がらないとね。さっきも言ったけど、結果を残さないと。ベルトに挑戦できる射程圏内に入れば当然狙いにいくし」

――では最後にノアのファン、ZERO1ファンの皆さんへメッセージをお願いします

▼佐藤「ノアの『GLOBAL LEAGUE 2018』、ZERO1のスタイルを貫き通して決勝のリングに立ちます!」

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