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10/28【DDT】HARASHIMA陥落 青木がEXTREME王座奪取でプロレス初タイトル

『DDT LIVE! マジ卍 後楽園ホールスペシャル!!』東京・後楽園ホール(2018年10月28日)
DDT EXTREME級選手権試合=○青木真也vsHARASHIMA×

 青木がHARASHIMAを関節地獄で下し、EXTREME王座を奪取。プロレスにおける初タイトルを手にした。

 EXTREME王者・HARASHIMAが4度目の防衛戦で強敵を迎え撃った。挑戦者は総合格闘家の青木。DDTにも活動の場を広げ、この日ベルト挑戦を迎えた。勝てばプロレスにおけるタイトル初戴冠。試合は通常のプロレスルールで行われた。

 両者とも慎重に探り合ってから距離を詰めると、早くも青木がグラウンドに引き込んだ。脱しようとするHARASHIMAにアキレス腱固めで絡みついた青木は腕ひしぎ逆十字を狙う。HARASHIMAも何とか食い止め、バックを取ったが、青木は再びグラウンドに引き込み、ヒザ固めで絞め上げる。HARASHIMAも腕ひしぎ逆十字で切り返しにかかり、何とかしのいだ。

 青木がまたもグラウンドに持ち込み、レッグロックで悲鳴を上げさせたが、意地のHARASHIMAもリバースインディアンデスロックに切り返してロープエスケープに追い込む。ジャーマンで強引に投げ、青木が打撃に切り替えてもパイルドライバーで突き刺した。

 ならばと青木はスリーパーでヘビのように絡みつき、胴締め式に移行していく。HARASHIMAも後方回転で逃れたが、青木は腕ひしぎ逆十字で逃さず。三角絞めに移行して絞め上げると、HARASHIMAは意地で耐え続けたが、最後はレフェリーが試合を止めた。

 HARASHIMAが4度目の防衛に失敗。青木が第41代EXTREME王者となり、自身初となるプロレスにおけるタイトル奪取を果たした。試合後、納得いかない様子のHARASHIMAだったが、青木から右手を差し出されると握手。青木は「このベルトを休業中のケンドー・カシンに捧げたいと思います」と勝者の弁を述べた。

プロ格 情報局