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11/14【NOAH】崖っぷち北宮が高松メインで意地の拳王粉砕 GL逆転Vへ「逆襲のマサ」宣言

『GLOBAL LEAGUE 2018』香川・高松シンボルタワー展示場(2018年11月14日)
Aブロック公式戦 ○マサ北宮vs拳王×

 高松大会のメインに据えられたグローバル・リーグ戦Aブロック公式戦で、北宮が昨年覇者・拳王を意地の撃破。すでに3敗と崖っぷちだが、「逆襲のマサ」宣言を放った。

 すでに3敗。負ければ脱落が決まる状況で迎えた高松メインの舞台で、2勝1敗の拳王と対決。序盤から攻めに攻めたのは、隣県・徳島出身の拳王だった。エプロンサイドや場外を使って北宮の動きを止め、ヒザ殺しからの監獄固めで反撃されてもロープをつかむ。逆に終盤の競り合いでは変型ブレーンバスターや高速ドラゴンスープレックス、そして蹴暴をことごとく決め、コーナー最上段からのダイビングフットスタンプで仕上げにかかった。

 だが、北宮は回避。不時着した拳王も、北宮のスピアー狙いをカウンターのヒザ蹴りで迎撃だ。北宮が崩れ落ちたところで再び蹴暴を狙ってロープへ走ったが、待っていたのは北宮のカウンター・スピアー。そのまま泥臭く拳王に覆いかぶさると、ギリギリで逆転3カウントが数えられた。

 熱闘を逆転勝利で制して5戦目にして2勝目。試合後の北宮は新世代軍として共闘中の拳王に握手を求め、拳王も応じた。その握手の理由を北宮は「キザなことを言うと、死力を尽くしてやり合えた。その喜びもひとしおだと思う。これだけは忘れないで欲しい。野心を持たないプロレスラーを俺は信用しない。それだけだ」と説明した。

 締めのマイクでは「俺はもう3敗を喫しているけれど、少しでも望みでもある限り、あきらめない。逆襲のマサ北宮に大いに期待して欲しい」と“逆襲のマサ"宣言を放った。続く公式戦は11・18京都大会のクワイエット・ストーム戦。すでに優勝するには他力本願な側面もあるが、逆境でこそ真価を発揮する反骨の“マサ・イズム"をみせつけるか。

【試合後の北宮】
▼北宮「3敗だ…まだ3敗だ。望みがあるウチはあきらめない。やぶれかぶれでも這い上がってみせるぞ」

――次はストームだが?

▼北宮「もうひとつも落とせないね。京都でクワイエット・ストーム、仙台で中嶋勝彦。きっちり勝って望みをつなぎたい」

――試合後には拳王と握手していたが?

▼北宮「キザなことを言うと、死力を尽くしてやり合えた。その喜びもひとしおだと思う。これだけは忘れないで欲しい。野心を持たないプロレスラーを俺は信用しない。それだけだ」

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