11/20【全日本】真霜&KAI2連敗 ジョー&ディランが2勝目で白星先行

『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』宮城・仙台PIT(2018年11月20日)
「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦=○ジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムスvs真霜拳號&KAI×

　ジョー&ディランのザ・ボンバーが真霜&KAIを粉砕して2勝目。「このタッグリーグは俺たちのものだ」と手応えをつかんだ。

　ボンバーの最強タッグは札幌2連戦で幕開け。初戦でThe Endとの大型外国人タッグ対決を制したものの、2戦目ではTAJIRI&ヴァレッタのラフ殺法に足をすくわれ、初黒星を喫した。3戦目となったこの日は元世界タッグ王者でもある真霜&KAIと激突。2日前の敗戦を払しょくするような大暴れをみせた。

　相手の奇襲攻撃に出鼻をくじかれたが、場外戦ですぐさま逆転。ディランが串刺しラリアット、ジョーが串刺しタックル、ディランがサイドバスターの猛攻撃で真霜を攻め込んだ。ならばとKAIが加勢に入り、ディランの串刺し攻撃をハイキックで阻止。ジョーをブレーンバスターで投げると、真霜がランニングローキック、KAIがスプラッシュプランチャ、真霜が顔面蹴りの波状攻撃を浴びせたが、ジョーを料理するには至らない。逆にジョーがフライングボディアタックで二人まとめて押し潰すと、ディランが加勢してスパイクパイルドライバーを爆発させて真霜から一気に3カウントを奪った。

　わずか5分17秒、元王者組の真霜&KAIを粉砕したボンバーが2勝目を奪い、白星先行とした。ジョーは9月の王道トーナメント準決勝で真霜に敗れた借りを返した形だ。有無を言わさぬ完勝劇とあって、ディランが「今日はイージーだった」と豪語すれば、ジョーも「もう一度負けるわけにいかなかった。このタッグリーグは俺たちのものだ」と好感触をつかんだ。

　次戦は明日11・21仙台大会。秋山&関本と序盤のヤマ場を迎える。一方、真霜&KAIは2連敗。次戦は同じく明日11・21仙台大会で、GET WILDとの元世界タッグ王者対決を控える。