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11/22【NOAH】仲間割れで大乱闘…稔も小川&鼓太郎迎撃を宣言

『GLOBAL LEAGUE 2018』宮城・仙台PIT(2018年11月22日)
○Hi69&田中稔&鈴木鼓太郎&小川良成&菊地毅vsタダスケ&原田大輔&HAYATA&YO-HEY&宮脇純太×

 GHCジュニアタッグ王者の稔が鼓太郎&小川組迎撃に前向きな姿勢を示した。

 前夜の会津若松大会での誤爆を機に、稔&Hi69組と鼓太郎&小川組の間に遺恨が発生。GHCジュニア王者の鼓太郎は「二冠を狙う」と小川と組んでのジュニアタッグ王座獲りを視野に入れていた。

 この日も10人タッグマッチで同じコーナーに立ったものの、試合前から不穏なにらみ合いを展開。火種を抱えたまま試合は進み、終盤に入って着火した。鼓太郎&小川組が得意の「チンクラッシャー→エルボーバット」連係を繰り出さんとした際に、Hi69が鼓太郎を触って強引に交代。逆に稔とのスピーディな連係を鼓太郎と小川に見せつけるように繰り出すと、最後は相手方の宮脇をHi69がストゥーカ・スプラッシュで仕留めてみせた。

 試合後にはついにHi69&稔と鼓太郎&小川で大乱闘を展開して完全に仲間割れ。GHCジュニア王座挑戦を控えるタダスケも鼓太郎に切れ込み、あらゆるベクトルが複雑に絡み合ってリング上は混乱に陥った。

 とはいえ、稔としては11・25後楽園大会での金本浩二&大和ヒロシ組迎撃が優先事項。それを強調したうえで「ジュニアタッグのベルトが『息してない』って言ってたヤツ(鼓太郎)がいましたけど、そこまで言うなら小川さんをちゃんと説得して挑戦表明してこいよ」と注文をつけつつ、迎撃に前向きな姿勢をみせた。

【稔の話】「ジュニアタッグのベルトが『息してない』って言ってたヤツ(鼓太郎)がいましたけど、そこまで言うなら小川さんをちゃんと説得して挑戦表明してこいよ、と。僕らは目の前の敵として金本浩二と大和ヒロシがいるので、ここでベルトを守ることが先決。とはいえシングルとタッグだとタッグのベルトのほうが軽く見られる傾向があるのが“プロレス界あるある"なんで、ナメんなよって気持ちもあるし。そこに『息してない』って言われたら、いつでも迎え撃つ準備はできてるし、確実に返り討ちにする自信もあるんで。丸藤選手とやりたいとか、好き勝手なこと言ってますけど、本当に小川さんを引っ張り出せるなら、やってみろって」

プロ格 情報局