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11/27【全日本】毒霧被弾もTAJIRIにリベンジでThe End2勝目

『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』福島・白河市中央体育館(2018年11月27日)
「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦=○パロウ&オディンソンvsギアニー・ヴァレッタ&TAJIRI×

 The EndがTAJIRI&ヴァレッタを撃破して2勝目だ。

 初来日となったThe Endはここまで1勝2敗と黒星先行だが、パワー殺法と破天荒な合体技で存在感を発揮してきた。4戦目となったこの日はTAJIRI&ヴァレッタと対戦。11・21仙台、11・25横浜と2度にわたってTAJIRIのグリーンミストの餌食となった二人が報復に出た。

 序盤こそヴァレッタの噛みつき攻撃やTAJIRIの腕攻めににペースを狂わされたが、オディンソンのダイビングエルボースマッシュを口火にTAJIRIに的を絞って主導権を握った。パロウが串刺しボディアタック、オディンソンが後頭部へのダイビングエルボースマッシュを立て続けに決め、TAJIRIがフライングボディアタックを放っても、軽々とキャッチしたパロウはフォールアウェイスラムで投げ飛ばした。

 終盤にはパロウがTAJIRIのフロントハイキック、ヴァレッタのブレーンバスターを連続して決める連係で攻め込まれたが、オディンソンがショルダータックルをぶちかましてヴァレッタを吹き飛ばす好フォロー。同時パワーボムで二人を正面衝突させた。エンド・ザ・ワールドはコーナーに上がったオディンソンがTAJIRIにグリーンミストを噴射されて不発に終わったものの、回転エビ固めで飛びついたTAJIRIをパロウが押し潰して3カウントを奪った。

 The EndがTAJIRI&ヴァレッタに手を焼いたものの2勝目。勝ち点を4に伸ばし、勝敗をイーブンとした。「TAJIRI、お前は俺の顔に2度もミストを浴びせてくれたが、今日はその報いを受けたんだ」とリベンジ成功を誇ったパロウは「俺たちはこのトーナメントに優勝し、トロフィーをアメリカに持ち帰る」と改めて豪語してみせた。

 The Endの次戦は11・29名古屋大会のビッグガンズ戦。ゼウスが真っ向勝負を宣言しており、リングを揺るがす肉弾戦が予想される。一方、TAJIRI&ヴァレッタは3敗目で黒星先行。次戦は11・29名古屋大会で、GET WILDと激突する。

【試合後のThe End】
▼パロウ「TAJIRI、お前は俺の顔に2度もミストを浴びせてくれたが、今日はその報いを受けたんだ。俺たちはこのトーナメントに優勝し、トロフィーをアメリカに持ち帰る。なぜなら俺たちのオールジャパンでの戦いはすでに始まっているんだ」

▼オディンソン「The Endはすでに始まっている」

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