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12/1【全日本】ビッグガンズを熱戦撃破 暴走大巨人5勝目で首位再浮上

『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』山口・周南市新南陽ふれあいセンター(2018年12月1日)
「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦=○諏訪魔&石川修司vsボディガー&ゼウス×

 連覇を狙う暴走大巨人がビッグガンズを撃破して5勝目。勝ち点を10に伸ばし、首位に再浮上した。

 連勝街道を驀進していた諏訪魔&石川だったが、11・27白河大会でジェイク&崔に初黒星。4日ぶりの公式戦となったこの日、ビッグガンズとの6戦目に臨んだ。

 タッグチームとしてのキャリアに勝るビッグガンズの猛攻に暴走大巨人は苦戦を強いられた。序盤から真っ向勝負が展開される中、石川がゼウスに先制を許し、諏訪魔もボディガーのスピアーでなぎ倒されてしまう。ここから諏訪魔が捕まる展開が続き、完全に出鼻をくじかれた。

 暴走大巨人が巻き返しに出ても、ゼウスが石川にフライングバイセップスエクスプロージョンを放って流れを止める。ボディガーはラリアットを連発し、バックドロップを敢行。守勢に回った石川はラリアットでなぎ倒された。

 それでも暴走大巨人は諏訪魔がゼウスに串刺しラリアットを叩き込み、石川がニーリフトを打ち込んで逆襲。サンドイッチラリアットもズバリと決めたが、ラストライドとスプラッシュマウンテンの同時発射は不発に終わり、諏訪魔がローンバトルに追い込まれた。ビッグガンズはここぞとばかりに猛攻。バイセップスエクスプロージョンとスピアーを同時に決め、石川が飛び込んでもダブルタックルで撃退。ダブルチョークスラムで諏訪魔を叩きつけ、ダブルインパクトの体勢に入った。

 2敗目がちらついたが、石川が駆けつけて未遂に終わらせた。すかさず暴走大巨人はゼウスに境川をさく裂させて逆転。諏訪魔のラストライドがシュバインで切り返され、ゼウスからチョップ連打を浴びせられたが、ダブルチョップ乱打&ショートレンジラリアットでビッグガンズを一刀両断。ゼウスがバイセップスエクスプロージョンを叩き込んでも、ジャックハマーは決めさせず。諏訪魔がジャーマン、石川がドラゴンスープレックスで立て続けに投げ飛ばすと、諏訪魔はドロップキック、バックドロップで一気にたたみかけ、最後はラストライドを豪快に決めて3カウントを奪った。

 ビッグガンズとの肉弾戦を制した暴走大巨人が5勝目を挙げ、勝ち点10をマーク。首位に返り咲いた。試合後は連覇達成へ向けた景気づけとばかりに「俺たちは全盛期だオイッ!」で締め。諏訪魔はチャンピオン・カーニバル、王道トーナメントと負けが込んでいたゼウスに雪辱を遂げ、「ゼウスにいかれてるのがあったから、ここから反撃するぞと。そんな気持ち」と勢いづくことができた。

 次戦は12・4鹿児島大会の真霜&KAI戦。残る公式戦は4試合で、この日ようやく折り返した形だ。「ジョーがケガしたみたいなんで。長丁場なんでコンディションよくしていかないと、どっかで落とし穴があるかもしれないんで」と気を引き締めた石川は、「僕らしかいないでしょ。そう思ってますから」と確信するように断言。諏訪魔も「こっから地力みせていきたいなと思いますわ」と宣言した。

 一方、ビッグガンズは3敗目。4戦を消化して早くも厳しい状況となってきた。次戦は明日12・2博多大会でジェイク&崔戦を控える。

【試合後の諏訪魔&石川】
▼石川「ありがとうございました」

▼諏訪魔「ありがとうございます」

▼石川「何勝目ですか、これで? 5勝目?」

▼諏訪魔「そんなに勝ってんの? 頭ボーっとしてわかんねぇ」

▼石川「ビッグガンズ強いですね」

▼諏訪魔「強いなぁ」

▼石川「シングルで俺も諏訪魔さんもゼウスにやられてるから獲り返さないと」

▼諏訪魔「悔しいよね。俺も結構ね、負けがゼウスにいかれてるのがあったから、ここから反撃するぞと。そんな気持ちでいます」

――リーグ戦自体も反撃で首位に返り咲いたが?

▼諏訪魔「よかった」

▼石川「ジョーがケガしたみたいなんで。長丁場なんでコンディションよくしていかないと、どっかで落とし穴があるかもしれないんで」

▼諏訪魔「石川選手、気をつけてよ」

▼石川「もう気をつけて、肩ケガしてるんですけど(苦笑)」

▼諏訪魔「でもね、結構ね、やってるよね絶対ね。ガーっとね。ケガしてないんじゃないの? ホントはって思っちゃうね」

▼石川「大丈夫です」

▼諏訪魔「ありがとうございます」

▼石川「もうこれで2連覇に向けて、僕らしかいないでしょ。そう思ってますから」

▼諏訪魔「こっから地力みせていきたいなと思いますわ」

▼石川「頑張りましょう。ありがとうございます」

▼諏訪魔「ありがとうございます」

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