プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

12/2【全日本】合体技爆発 The End5勝目で首位タイ浮上、真霜&KAIは3敗目

『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』福岡・博多スターレーン(2018年12月2日)
「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦=○パロウ&オディンソンvs真霜拳號&KAI×

 The Endが元世界タッグ王者の真霜&KAIを粉砕して5勝目。首位タイに浮上した。

 初来日となったThe Endはここまで4勝3敗。前評判以上の強さを発揮し、上位グループに名を連ねてきた。8戦目となったこの日の相手は真霜&KAI。元世界タッグ王者に苦しめられたものの、圧倒的な破壊力をみせつけた。

 二人は序盤からエンジン全開。奇襲攻撃が失敗に終わり、ラリアットも同士討ちとなったが、KAIのトペは阻止。パロウが場外の真霜を捕まえ、パワーボムでKAIに叩きつける荒技に出る。その後もオディンソンがフルネルソンバスター、パロウがセントーンで真霜を攻めまくり、パロウがKAIをロックボトムで叩きつけたり、フォールアウェイスラムで投げ飛ばしたりと大暴れをみせた。

 オディンソンが真霜のジャンピングハイキックで蹴散らされると、パロウは真霜&KAIのダブルトラースキックを被弾。真霜のランニングローキック、KAIのトラースキックを立て続けに食らうと、KAIのトラースキックと真霜のサッカーボールキックのサンドイッチ攻撃を浴びせられたが、パロウは沈まない。スプラッシュプランチャを狙ってコーナーに上がったKAIを捕まえると、オディンソンも真霜を捕獲。正面衝突式合体パワーボムを敢行。最後はKAIに合体技ブラディーゴーを爆発させて3カウントを奪った。

 百戦錬磨の真霜&KAIに手を焼いたものの最後は豪快勝利。The Endが5勝目を挙げ、勝ち点10で首位タイに浮上した。公式戦は残り2戦。12・4鹿児島のGET WILD戦、12・11後楽園のヨシケン戦のみとなった。首位に並ぶ1敗の暴走大巨人、2敗のザ・ボンバーの得点状況次第だが、残りを連勝できれば可能性は十分。「俺たちにこれ以上の負けはない。俺たちはあのトロフィーをいただく。そしてアメリカに持ち帰るんだ」(パロウ)と吠えたThe Endの優勝が現実味を帯びてきた。

 一方、真霜&KAIは3連勝中だったが、3敗目を喫して足踏み。次戦は12・4鹿児島大会で対暴走大巨人を控える。

【試合後のパロウ&オディンソン】
▼パロウ「俺たちにこれ以上の負けはない。俺たちはあのトロフィーをいただく。そしてアメリカに持ち帰るんだ」

▼オディンソン「The End is here!」

プロ格 情報局