12/4【全日本】GET WILD粉砕 The Endが6勝目一番乗りで単独首位浮上
『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』鹿児島・オロシティーホール(2018年12月4日)
「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦=○オディンソン&パロウvs征矢学&大森隆男×
The EndがGET WILDを粉砕して6勝目。勝ち点を12に伸ばし、単独首位に躍り出た。
ここまでThe Endは5勝3敗で首位タイ。しかもジェイク&崔、真霜&KAIを立て続けに撃破して2連勝中で好調を持続している。9戦目となったこの日は大森&征矢と激突。2度の優勝経験を誇るGET WILDをも正面突破してみせた。
両チームは序盤から真っ向勝負を展開。まずはThe Endがオディンソンのドロップキックを合図に猛攻に出た。パロウがターンバックルパワーボム、串刺しボディアタックで征矢を攻め込み、オディンソンも得意のエルボースマッシュを連発。パロウが征矢の抵抗をフロントハイキックで返り討ちにし、ジャンピングボディプレスを投下した。
GET WILDも負けてはいない。征矢がブレーンバスターで反撃ののろしを上げると、大森がフロントハイキック、ニールキックの連続攻撃で挽回。アックスボンバーが不発に終わっても、オディンソンのラリアットをパロウに誤爆させ、ダブルブレーンバスター、アックスボンバーとワイルドボンバーのサンドイッチ攻撃とGET WILD連係がオディンソン相手にズバリと決まった。
だが、パロウが征矢をフォールアウェイスラムで投げ飛ばして撃退し、流れがThe Endに傾いた。すかさず同時パワーボムで大森と征矢を正面衝突させると、残る大森に合体技ブラッドイーグルを爆発させて3カウントを奪った。
GET WILDを連係で上回ってThe Endが豪快勝利。6勝目を挙げて勝ち点12をマークし、単独首位に浮上した。残る公式戦は12・11後楽園大会のヨシケン戦のみ。まだ暴走大巨人とザ・ボンバーが2敗で、この2チームの星勘定次第だが、優勝の可能性を残して最終戦を迎えることになった。「俺たちが真っ先に12点を勝ち取ったぞ」と勝ち誇ったパロウは、「俺たちはあのトロフィーがほしいんだ。そしてアメリカに持ち帰るんだ」と改めて宣言。オディンソンも「The End is here!」と高らかに吠えた。
一方、GET WILDは痛恨の4敗目を喫し、自力優勝が消滅した。残る公式戦は2試合で、次戦は明日12・5広島大会の諏訪魔&石川戦。他力本願ながら望みをつなぐには勝利しかない。
【試合後のパロウ&オディンソン】
▼パロウ「俺たちが真っ先に12点を勝ち取ったぞ。次は健斗とヨシタツだな。健斗、お前はキング・オブ・オールジャパンかもしれない。ヨシタツはスーパースターかもしれない。だが、お前たちはまだ10点しかないだろ? 俺たちはあのトロフィーがほしいんだ。そしてアメリカに持ち帰るんだ。全ての奴らに言っておいてやる…」
▼オディンソン「The End is here!」