12/8【全日本】ジョー8日ぶり復帰も ノムヤギがボンバー食いで意地の2勝目

『2018世界最強タッグ決定リーグ戦』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2018年12月8日)
「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦=○野村直矢&青柳優馬vsジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムス×

　ジョーが8日ぶりに復帰したものの、ノムヤギがザ・ボンバーを食って意地の2勝目を上げた。

　ここまでジョー&ディランは5勝2敗で首位を2点差で追う状況。左胸負傷によってジョーが12・1周南大会から戦列を離れていたが、この日、8日ぶりに復帰した。対するはアジアタッグ王者の野村&青柳。中盤で早くも脱落が決まり、残り3連勝を誓っていたものの、2日前の大正大会で秋山&関本に敗れたばかりだった。

　何としても白星をもぎ取りたいノムヤギだが、ボンバーが高い壁となって立ちはだかった。奇襲攻撃に出たノムヤギは野村がスクールボーイ、首固めでディランを丸め込んで秒殺を狙ったが、この作戦は失敗に。ブレーンバスターで叩きつけられた野村はボンバーのダブルタックルでねじ伏せられ、反撃に出ても、そのたびにディランの逆水平を何発も食らって返り討ちにされた。

　その後も野村はジョーの串刺しタックル、ショートレンジラリアット、エルボードロップの連続攻撃を浴びたが、ジョーとディランがボンバードライバーの体勢に入ったところで青柳が好フォロー。ドロップキックで未遂に終わらせた。すかさずノムヤギはダブルドロップキック、連続串刺し攻撃で反撃。ディランの両腕ラリアットでまとめてなぎ倒されても、青柳がダイビングボディアタックで飛びつき、これをキャッチされても野村がドロップキックを背中に見舞ってディランの動きを止めた。すかさず野村がジャックナイフで丸め込んで大逆転の3カウントを奪った。

　大苦戦の末、ノムヤギが逆転勝利。意地で2勝目をつかみ取った。あとは明日12・9京都大会のTAJIRI&ヴァレッタ戦を残すのみ。試合後、二人は抱き合って喜びを爆発。青柳が「この調子で明日、京都で最後必ず勝ってハッピーに終わりましょう。優勝はもう狙えないですけど、明日キッチリ勝って僕らの最強タッグ締めましょう!」と誓えば、野村も「明日勝って2連勝で終わります。もう終わりよければすべてよし!」と呼応した。

　一方、ボンバーはジョーが復帰したものの、ノムヤギに足をすくわれた。これで3敗目を喫し、勝ち点10で足踏み。残る公式戦は12・9京都のビッグガンズ戦、12・11後楽園の暴走大巨人戦の2試合となった。この日、暴走大巨人も3敗目を喫し、首位グループ5チームが同率の失点6に。ジョー&ディランは4敗目を喫した時点で優勝が絶望的な状況となった。

【試合後の野村&青柳】
▼野村「やりました!」

▼青柳「やりました!」

▼野村「あの怪物チーム、3つ獲りました。よっしゃ!」

▼青柳「やってくれました。野村さんがやってくれましたよ。この調子で明日、京都で最後必ず勝ってハッピーに終わりましょう。優勝はもう狙えないですけど、明日キッチリ勝って最後締めましょう。僕らの最強タッグ締めましょう!」

▼野村「明日勝って2連勝で終わります。もう終わりよければすべてよし!」

▼青柳「そう!」

▼野村「OK!」

▼青柳「OK! いきましょう!」