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12/24【NOAH】日本舞踊・清宮、めんそーれ拳王、ゴリラ杉浦ら登場 フレディ小峠がクリスマス仮装ランブル制覇

『NOAHful GIFT 2018』東京・後楽園ホール(2018年12月24日)
ロイヤルランブル X'mas Version

 ノアのクリスマス興行恒例の仮装バトルロイヤルが今年も開催され、GHCヘビー級王者・清宮海斗は日本舞踊コスプレ、拳王はめんそ〜れ親父、杉浦貴はゴリラに扮するなど、クリスマスならではの楽しいプロレスが聖夜の後楽園ホールを彩った。

 動物、モノマネ、珍キャラ、謎キャラなど毎年様々な仮装が披露される時間差クリスマスランブルは、サンタに扮した北宮がトナカイコスプレの宮脇を暴行するという聖夜に相応しくない幕開けに。

 なかでも張り切ったのが今年革命マントヒーローと化した“新・お祭り男"小峠篤司だった。ジーンズに白いタンクトップ、サングラス、マイクスタンド、そして胸毛…。映画『ボヘミアン・ラプソディ』によって改めて注目を集めているクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーになりきり、「コトディ・マーキュリー」として登場した。コール&レスポンスで場内を沸かし、『We Will Rock You』のリズムに合わせて、ナックルパートをぶち込んで観客を味方につけた。

 元祖“クリスマス男"齋藤彰俊も譲らず。小峠を強く意識したのか、「革命マントヒーロー齋藤彰俊」とコールされたが、白塗りの顔、シャンプーハット、白と赤のショートタイツ、安っぽいマント、蝶ネクタイと異様ないでたち。今年大ヒットしたDAPUMPの『USA』に合わせて「か・く・めい〜」とダンスで小峠を挑発していく。しかし、その過剰なライバル心が仇となり、小峠の得意技であるぶら下がり式首4の字固めやマグザムは大失敗に終わって自滅した。

 新GHCヘビー級王者としてクリスマス興行に臨んだ清宮も存在感を発揮。叔母がたしなんでいる日本舞踊をモチーフとし、着物とカツラを使った女装に挑戦した。「カワイイ」と声援を浴びると、同じく和装の中嶋と踊りを披露したり、扇を使って攻撃したりと奮戦。中嶋のエルボーを食らうと、「あ〜ん」と色っぽいため息まで漏らした。

 一方、オスとして暴走したのが杉浦。これまで「ゴリラ」と形容されることが多かっただけに、全身着ぐるみでゴリラになりきると、Hi69扮するパンダなどを前にして欲望が爆発。挙げ句の果てには、今年も魔女の宅急便のキキに扮した大原はじめの背後から腰を振りまくり、女性ファンの悲鳴を誘った。最終的にはバナナにつられたところを丸め込まれて失格となった。

 ほかにも、クワイエット・ストーム&YO-HEYがお笑いコンビ・バンビーノよろしく「ニーブラ!」と獲物狩りのコントを完コピすれば、拳王はオリオンビール片手にめんそ〜れ親父に扮して現れ、ロープ渡りや欽ちゃんジャンプなど普段見せないコミカルな動きで笑いを誘った。最後は『We Will Rock You』を熱唱した“コトディ"小峠が、「ロック・ユー!」の雄叫びからダイビングボディプレスを投下して、大原を撃破。勝利を祝福するかのように、クイーンの『WE ARE THE CHAMPIONS』が鳴り響くと、それに合わせてコーナーで拳を突き上げた。

 最後は“動画泥棒"に扮して会場を沸かせた選手会長の潮崎豪がマイクを握って「本日はプロレスリング・ノア、クリスマス大会たくさんのご来場ありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか? 2018年、プロレスリング・ノアは皆さんのおかげでこれだけ盛り上がることができました。2019年も選手スタッフ一同、より一層精進して参りますので、皆さんご声援よろしくお願いします。本日はありがとうございました」と感謝。聖夜の後楽園ホールを“楽しいプロレス"で彩りつつ、2018年の方舟マットに幕が下ろされた。

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