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12/27【全日本】ワイルドめんそーれが1・3アジアタッグ再挑戦へ合同練習、タイ料理でアジアパワー充電

 大森隆男&ブラックめんそーれのワイルドめんそーれが27日、神奈川・横浜市の全日本道場で合同練習。1・3後楽園大会でのアジアタッグ王座再挑戦へ向けてタイ料理・ガパオライスを大量の香辛料とともに平らげ、アジアパワーを充電。最古のベルト奪取に自信を深めた。

 1・3後楽園大会でアジアタッグ王者・野村直矢&青柳優馬に挑戦するワイルドめんそーれ。10・10後楽園以来3ヵ月ぶりの再挑戦へ向け、二人はこの日、全日本道場で合同練習を行った。「俺たちこのままじゃベルト獲れねぇぞ。俺たちがアジアタッグを獲るためにはますます結束を高めなきゃいけないんだ」(大森)というのが目的。二人はストレッチ、引き合い、スクワットで汗を流し、気づけば練習中にハブポーズを決め合うなど息もピッタリ。お互いの調子を確かめ合うようにスパーリングでぶつかり合った。

 だが、大森はまだまだ物足りないようで、「何か違うんだよな。俺たちに必要なのはこういうフィジカルなものじゃなくて、もっと胃の中というか、内臓から湧き出てくるアジアを渇望するエネルギー。そういうものを取り入れる必要があるんじゃないかな」と提案。何かを思いついたようで、めんそーれをその場に待たせ、どこかへ出かけて行った。

 30分後、戻ってきた大森は「俺たちに必要なのはこれだ」と買い物袋を差し出した。中には肉や野菜など食材が入っており、「俺が用意したレシピを見て作ってみてくれ」とめんそーれに手渡した。言われるがまま合宿所の台所に立っためんそーれは大森から渡されたレシピを見ながら調理を開始。マスクマンが包丁で肉や野菜を刻む姿はなかなかお目にかかれないシュールな絵かもしれない。めんそーれがレシピ通りに調理を終えると、出来上がったのはタイ料理・ガパオライスだった。

 どうやらアジア料理でアジアタッグ奪取へのパワーを体内に注入するのが大森の狙いのようだ。さっそく二人で食べ始めると、大森は「うん、うまいな ブラック料理うまいな」と絶賛。めんそーれも「これアジア満ちてきたんじゃないですか体に」と実感したが、大森は「うまいけど、俺たちに刺激というかアジアを獲るためのエナジーが足りねぇな」とよしとせず。香辛料を加えてもう一度食べることにした。めんそーれはあまりの辛さにもん絶。それでも「アジア満ちてきたんじゃないですか!」と先ほど以上の感触があった様子。大森も「満ちてきたな。内面からきたぞ!」と口を揃えた。

 3ヵ月ぶりの再戦へ向けてワイルドめんそーれはアジアパワーを充電。めんそーれは「1月3日、このアジアパワーで野村&青柳、あの二人を倒して僕らがベルト巻きましょう!」と気勢を上げた。大森が「巻いたも同然だ、もう」と確信とともに断言すると、めんそーれも1週間前ながら「シャー! アジア獲ったり!」と言い切った。二人が実感する効果が本当にあるのかどうかわからないが、それは1・3後楽園で答えが出る。ともあれ、ワイルドめんそーれのアジアタッグにかける覚悟が本物であることだけは間違いない。

※合同練習の模様は「全日本プロレスTV」にて近日中に公開予定

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