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1/5【全日本】同期初シングル実現 北斗が亮生破って念願の初勝利

『2019 NEW YEAR WARS』千葉・Blue Field(2019年1月5日)
○大森北斗vs青柳亮生×

 北斗が亮生との同期初シングルを制し、待望の初勝利を挙げた。

 1・2後楽園で亮生、田村がデビューし、北斗を加えた同期3人の出世争いがスタート。1・3後楽園では北斗と亮生が対抗意識むき出しで渡り合った。

 この日はその二人のシングル初対決が実現した。まず基本技術を競い合うと、亮生がショルダータックルで突進。負けじと北斗もカウンターのアームドラッグで反撃したが、グラウンドヘッドロックは亮生が逃れ、ドロップキックで先手を取ってみせた。

 その後は胸板へのハンマーパンチを打ち合う意地の攻防を展開。北斗がバックボーンである総合格闘技の技術を活かしたアームロック、脇固めで絞め上げると、左腕攻めで主導権を握った。負けじと亮生もミサイルキックで反撃。ドロップキックを連射し、もう一発ミサイルキックを決めたが、バックドロップは北斗が阻止。飛びつき腕ひしぎ逆十字で絡みついて亮生をギブアップさせた。

 同期初シングルは北斗に凱歌。デビューから約2ヵ月で念願の初勝利をもぎ取った。だが、北斗は「全然うれしくないですね。もっともっとグチャグチャにして終わらないと。まだまだですね」と満足せず。「お互いこんなもんじゃないと思うんですけど。でもお客さんに見られて二人ともホントに選手と言える状態でもその中で出た実力が今の実力だと思います。練習でもっとできるからとか、そんなの言い訳でしかない」と現状を自己分析しつつ、「この3人の中だったら、自分が一番最初に上にいきます」と独走を見据えた。

 両者は最終戦の1・20前橋大会で再戦が組まれている。北斗が「次はもう折りにいきます。あいつぐらいの選手だったら、折って立てなくして、そのぐらいでやっと上にいけると思うんで」と見た目とは正反対の物騒な予告を口にすれば、亮生も「グラップリングとかでは勝てないと思うんで、もっとドロップキックとか基本的な技を極めていって、プロレスで僕は勝ちたい」と雪辱を誓っていた。

【試合後の北斗】
――初めて実現した亮生とのシングルに勝利したが?

▼北斗「お互いこんなもんじゃないと思うんですけど。でもお客さんに見られて二人ともホントに選手と言える状態でもその中で出た実力が今の実力だと思います。練習でもっとできるからとか、そんなの言い訳でしかないんで。もっともっとお互い上を目指していきたいと思います。また今月、シリーズ最終戦であいつと当たるんで、次はもう折りにいきます。あいつぐらいの選手だったら、折って立てなくして、そのぐらいでやっと上にいけると思うんで。この3人の中だったら、自分が一番最初に上にいきます」

――デビューから約2ヵ月で初勝利となったが?

▼北斗「全然うれしくないですね。もっともっとグチャグチャにして終わらないと。まだまだですね」


【亮生の話】「今日、負けてしまったんですけど、グラップリングとかでは勝てないと思うんで、もっとドロップキックとか基本的な技を極めていって、プロレスで僕は勝ちたいと思います。最終戦、僕が獲ります」

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