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1/6【全日本】野村、ジェイクの三冠戦線参入を宮原歓迎も独走宣言「俺のスピードは速いぞ」

『2019 NEW YEAR WARS〜新春まちおこしスペシャル 全日本プロレス チャリティ厚木大会〜厚木を元気にするぞ!オイッ!!〜』神奈川・厚木市荻野運動公園体育館 サブアリーナ(2019年1月6日)
○ジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムスvs宮原健斗&青柳優馬×

 宮原が野村、ジェイクの三冠戦線参入を歓迎しつつ、「宮原健斗は今年も攻めまくるんで。俺のスピードは速いぞってこと」と独走を宣言した。

 宮原の2019年はKAIとの激闘を制しての三冠ベルト初防衛で幕を開けた。しかも1・2&3後楽園2連戦は超満員の大盛況。最高王者も「僕が全日本を見てきた中で一番いい後楽園大会という印象を受けました。全日本プロレスの勢い、今年は一気にいっちゃうんじゃないかなって予感を感じる、いいスタートダッシュだった」と手応えを実感することができた。

 現時点で次期挑戦者は現れていないが、昨年暮れ、野村が「俺が宮原健斗を引きずりおろす」と宣言し、ジェイクも1・5千葉大会で「もちろん目指すはあそこだよ。三冠ベルトだよ」と言い切った。新世代勢の三冠戦線参入を予感させる状況となってきたが、宮原も「今年そういう構図ができちゃうんじゃないですか」と考えている。

 二人の決起を「一流の枠組みに入るんであればついてこいよって感じですよ」と歓迎した宮原だが、当然、譲るつもりはない。「僕と実力差でいえば僅差と思うんですよ」としながらも、「ただ、俺のスピードは速いぞってことですよ。ついてこれるか、そこだけですよ。僕はプロレス界で最高の男と思ってるんで、そこのスピードは速いですよ」と独走を宣言した。

 そこには昨年10・21横浜文体の試合後に発した「全日本はこんなもんじゃない」との思いがある。「こんなもんじゃないをやっぱりエースとしては形にしていくのが宿命」と自らに義務づけた最高王者は団体の勢いを実感するからこそ、「今年は一気にいっちゃおうと思ってるんでね。僕のテーマとしては。積み重ねプラス大ジャンプ。積み重ねは当たり前で、プラス僕が何をするかというのが求められてると思うんで」と言い切り、これまで以上に最高な存在となる構え。そのためにもこれからどんどん波紋を起こしていくつもりだ。

 「エースという座を争う時期がきたんじゃないですかね」。そう見据えている宮原はこの2019年、誰が挑戦してこようとも独走あるのみだ。

【宮原の話】(試合前)
――1・3後楽園大会でKAIを退けて三冠王座初防衛を果たし、2019年の幸先いいスタートを切ったが?

▼宮原「ホント2日、3日とたくさんお客さんが来ていただいて、僕が全日本を見てきた中で一番いい後楽園大会という印象を受けました。全日本プロレスの勢い、今年は一気にいっちゃうんじゃないかなって予感を感じる、いいスタートダッシュだったと思いますよ」

――宮原選手が積み重ねてきたものが形になってきた感があるが?

▼宮原「今年は一気にいっちゃおうと思ってるんでね。僕のテーマとしては。積み重ねプラス大ジャンプ。積み重ねは当たり前で、プラス僕が何をするかというのが求められてると思うんで。ちょいちょい爆弾発言していきたいですね。波が起こるように」

――その中で去年、野村が「宮原健斗を引きずりおろす」と発言し、ジェイクも昨日の千葉大会で三冠獲りに動く意向を示していたが?

▼宮原「今年そういう構図ができちゃうんじゃないですか。僕と実力差でいえば僅差と思うんですよ。別に僕は受けて立つ立場じゃないんでね。宮原健斗は今年も攻めまくるんで。ただ、俺のスピードは速いぞってことですよ。ついてこれるか、そこだけですよ。僕はプロレス界で最高の男と思ってるんで、そこのスピードは速いですよ。そこそこのレスラーじゃついてこれない。一流の枠組みに入るんであればついてこいよって感じですよ。一流っていうのはごく一部ですけどね」

――それだけ二人はもっと必死にならないといけないと?

▼宮原「必死、努力だけじゃ無理ですよ。それは個人のハートの奥の奥のエンターテイナーであり、表現者としての部分が必要だと思うんで。一生懸命は僕もそうですけど、プラス何かですよ」

――若い世代が三冠戦線に絡んでくれば、全日本に新しい景色ができそうだが?

▼宮原「そうですね。僕の中ではなってるんですけど、それは僕がスピードが速いんで、僕も負けたくないというのがあるんで。こんなもんじゃないをやっぱりエースとしては形にしていくのが宿命で。ただエースという座を争う時期がきたんじゃないですかね。僕はいつも言ってるけど、受けて立つ立場じゃないし、まだまだ上を目指してるんで。スピード勝負じゃないですか。だから2019年、何か起こりそうですよね。僕、予感をビンビン感じてます。先頭争い大変だと思いますよ。だから僕は全力投球で」

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