プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/6【全日本】亮生が北斗に雪辱で待望初勝利、秋山は「まだまだ」

『2019 NEW YEAR WARS〜新春まちおこしスペシャル 全日本プロレス チャリティ厚木大会〜厚木を元気にするぞ!オイッ!!〜』神奈川・厚木市荻野運動公園体育館 サブアリーナ(2019年1月6日)
○青柳亮生&秋山準vs大森隆男&大森北斗×

 亮生が北斗に雪辱を遂げ、デビュー4戦目にして待望の初勝利を挙げた。

 1・2後楽園大会でデビューした青柳の実弟・亮生。さっそく同期・北斗とのライバル闘争が始まり、前日の1・5千葉大会では一騎打ちに敗れたばかりだ。一夜明けたこの日は秋山との初タッグが実現し、大森と組んだ北斗と再び激突した。

 亮生は試合前から北斗を意識。後入場してきた北斗に詰め寄って挑発し、先発で向き合えば、グラウンドヘッドロックで絞め上げ、ハンマーパンチを胸板に打ち込む積極姿勢をみせた。北斗も同じ攻撃で返し、意地をぶつけ合う無限のラリーに突入。互いに一歩も譲らず、延々と打ち合い、見かねた秋山が割って入った。

 その後も亮生は北斗相手にハンマーパンチ合戦を展開。終盤にみたび対峙すると、ドロップキックを発射。ミサイルキックが不発に終わっても、またもハンマーパンチの打ち合いで火花を散らす。連打で北斗に押し込まれても、カウンターのドロップキックをさく裂。飛びつき腕ひしぎ逆十字に捕まったが、秋山に救出されて千葉の再現を免れる。秋山からのゲキを受けた亮生はブレーンバスターを敢行すると、逆エビ固めで絞め上げて北斗をギブアップさせた。

 デビューから4戦目にして亮生が初勝利。タッグマッチながら北斗に雪辱を遂げた。「一緒に戦って心強いのがありますし、どんどん見習っていけるようにしていきたい」と秋山との初タッグを振り返った亮生は、「やっぱり秋山さんの力が大きかったと思う」と素直に勝利を喜べず。1・20前橋大会では北斗との2度目の一騎打ちが組まれており、「そこで自分の力で勝ちを獲りたいと思います」と改めて誓った。

 コーナーから亮生の戦いぶりを見守り、時に叱咤激励した秋山の評価は厳しい。「北斗もそうだけど、こいつも前に行く気だけはあった」と気持ちの面は評価したものの、「全然それはまだまだ。本当に相手をバチっと止められるかというのは技術がないから。お互いに技術を身につけないと。延々とパンチ打ち合っててもお客さんも観てて飽きるだろうし」と技術不足を指摘。「僕のプレッシャーを感じてるというのは、ある程度、僕が期待してることだから。まだ期待も何もない。期待するとこまで早く来い」と厳しくも温かいエールを送っていた。

【試合後の秋山&亮生】
――初めて組んだ亮生の印象は?

▼秋山「いやぁ全然それはまだまだ。まだまだだけど、お互いに北斗もそうだけど、こいつも前に行く気だけはあったから。ただ、それをじゃあ本当に相手をバチっと止められるかというのは技術がないから。お互いに技術を身につけないと。延々とパンチ打ち合っててもお客さんも観てて飽きるだろうし。それはまた教えますよ、追々」

――気持ちは及第点だと?

▼秋山「まぁ、こんなもんじゃないですか。できる奴はもっとできるだろうし、新人でもできる奴はできるだろうし。年も19歳。あいつは?」

▼亮生「23です」

▼秋山「そこも違うだろうし、やってきたものも違うだろうし。まぁまぁ及第点じゃないです。できてないと思います。できてないけど、こんなもんだろうと。今までこいつらがやってきたことに対してはこんなもんだと思ってます」

――亮生選手は秋山さんと初めて組んだが?

▼亮生「やっぱり一緒に戦って心強いのがありますし、どんどん見習っていけるようにしていきたいと思います」

――後ろに秋山さんが控えているとかなりのプレッシャーになったのでは?

▼亮生「プレッシャーにもなりますし、やっぱり心強いんで、プレッシャーに負けずに自分を出していけたらなと思います」

▼秋山「まだ僕のプレッシャーを感じるとこにもきてないんで。もっと僕のプレッシャーを感じるとこにきたら、もっと感じるだろうし。まだまだ子供のように…こいつら僕の子供よりも年下なんで。子供をみるようなね。もうちょっとしたら。僕のプレッシャーを感じてるというのは、ある程度、僕が期待してることだから。まだ期待も何もない。期待するとこまで早く来い。それだけです」

――亮生選手は初勝利となったが?

▼亮生「やっぱり秋山さんの力が大きかったと思うので、最終戦の群馬でもシングルがあるので、そこで自分の力で勝ちを獲りたいと思います」

プロ格 情報局