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1/9【全日本】Jr.リーグ前哨戦制す 吉岡が世界ジュニア視野に宣言「全日ジュニアに刺激ぶち込む」

『2019 NEW YEAR WARS〜GROWIN' UP vol.17〜』東京・新木場1stRING(2019年1月9日)
○吉岡世起&鈴木鼓太郎&ブラック・タイガーVII&岡田佑介vs岩本煌史&青木篤志&佐藤光留&丸山敦×

 2月のジュニアリーグ戦へ向けた前哨戦を制したのはWRESTLE-1の吉岡。「#STRONG HEARTSとして全日本ジュニアに責任もって刺激をぶち込んでやる」と宣言し、世界ジュニア獲りも視野に入れた。

 この日のメインに組まれたのは「The Road to 2019 Jr. BATTLE OF GLORY」と題されたスペシャル8人タッグマッチ。2月開催のジュニアリーグ戦に出場する8人がしのぎを削った。

 中でも存在感をみせたのはW-1の吉岡。まず序盤に青木をミドルキック連打で押し込み、反撃を食らっても、持ち前のスピードを駆使してジャンピングフロントキックを見舞っていく。中盤には世界ジュニア王者・岩本と対峙。時間差ロープワークで翻ろうしてからミドルキックを見舞い、ジャンピングカカト落としをさく裂させた。

 岩本にランニングエルボーで反撃されても吉岡は止まらない。丸山相手にミドルキック合戦で渡り合い、カウンターのゼロ戦キックで競り勝つ。混戦模様の中、ラ・ケブラーダを華麗に決めた。その後、大立ち回りをみせた丸山のタイガーススープレックスホールドで攻め込まれたが、2カウントでキックアウト。フライングヘッドシザースで飛びついてのフェースバスターで丸山の動きを止めると、顔面蹴りをぶち込んでから必殺のS・Kをさく裂させて3カウントを奪った。

 白熱したジュニアリーグ前哨戦は吉岡が制し、メインを勝利で飾った。試合後のリング上では「#STRONG HEARTSとして全日本ジュニアに責任もって刺激をぶち込んでやるから覚悟しとけ」と宣言すると、世界ジュニア王者・岩本に対して「個人的にそのベルトに興味があるんだよな。ブロックが違うけどよ、優勝して挑戦してやるから、首洗って待っとけ」と宣戦布告した。

 かつて全日本に在籍しながら再デビューの機会がないままW-1に移籍。そんな吉岡にとって世界ジュニアは「忘れ物」。吉岡は「#STRONG HEARTSとして全日本ジュニアに刺激をぶち込むのはもちろん、俺はその忘れ物を獲りにきたぞ」と言い切った。刺激投入と至宝ベルト獲り。CIMA率いる#STRONG HEARTSの一員として活動の場を広げている吉岡はまさに旬の存在。W-1の元クルーザー王者でもあり、ジュニアリーグでも優勝候補の一人と言える。この男がこれまでなかった新たな熱を全日ジュニアにもたらすか。

【吉岡の話】「オイ、久しぶりの全日本。俺が直接3つ獲って締めてやったぞ。全日本ジュニアリーグ戦。#STRONG HEARTSとして全日本ジュニアに刺激をぶち込むのはもちろん、俺個人として…誰が覚えてるかわかんねぇけど、俺も昔々、全日本に入団したことあるからよ。大人の事情でデビューもせずにWRESTLE-1に来ちまったけど、世界ジュニアのベルト、全日本での忘れ物だと思ってるから。俺はその忘れ物を獲りにきたぞ」

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