1/15【WWE】ビンス会長のリムジン破壊でストローマン権利はく奪、ベイラーが4WAY戦制してユニバーサル王座挑戦権を獲得
ロウが米国現地時間14日、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムで開催され、ビンス・マクマホン会長のリムジンを破壊したブラウン・ストローマンがユニバーサル王座挑戦権をはく奪され、フェイタル4ウェイ戦を制したフィン・ベイラーが挑戦権を獲得した。
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PPV大会『ロイヤルランブル』でユニバーサル王者ブロック・レスナーへの挑戦が決まっていたストローマンはこの日、オープニングに登場し、「俺はロイヤルランブルでユニバーサル王座を手に入れる」と宣言。ステージに現れたバロン・コービンが「お前じゃレスナーは倒せない。皆をがっかりさせるだけだ」と挑発してきたコービンに激怒したストローマンはバックステージまで追いかけた。ビンス会長のリムジンに隠れたコービンを見つけたストローマンはパイプで窓を叩き割ると、鍵のかかったドアも無理やり破壊してしまった。これにビンス会長が「俺の車になんてことをしてくれたんだ。修理代は10万ドル(約1000万円)かかるぞ」と激怒し、反論するストローマンにユニバーサル王座挑戦権はく奪を通告した。納得いかないストローマンは力任せにリムジンをひっくり返して憂さを晴らした。
ストローマンの挑戦権はく奪を受けてジョン・シナ、フィン・ベイラー、バロン・コービン、ドリュー・マッキンタイアによるフェイタル4ウェイ戦でユニバーサル王座挑戦者決定戦が行われた。4人のスーパースターが入り乱れる中、ベイラーはコービンのエンド・オブ・デイズやシナのアティテュード・アジャストメントを食らって苦戦を強いられたが、終盤の必殺技を巡る攻防ではクレイモアでシナを沈めたマッキンタイアにDDTを決めると、最後はコーナートップからクー・デ・グラをシナにさく裂させて3カウント。この日、ジンダー・マハルの指名試合にも勝利し、1日2連勝を飾ったベイラーがPPV大会『ロイヤルランブル』でのユニバーサル王者・レスナーへの挑戦権を獲得した。
PPV大会『ロイヤルランブル』で対戦が決定しているロウ女子王者ロンダ・ラウジーとサーシャ・バンクスがタッグを組んでナイア・ジャックス&タミーナに勝利するも、試合後のインタビューで口論に発展した。サーシャがハリケーン・ラナやスリーパーホールドでナイアを攻め込めば、交代したロンダも飛びつきアームバーをタミーナに仕掛けて優勢に進めた。一時はパワーに勝るナイア&タミーナにサーシャが捕まったが、タミーナのタックルがナイアに誤爆したスキにバンク・ステイトメントをタミーナに決めてタップ勝ちを収めた。試合後のインタビューでロンダが「お互いをリスペクトしているし、サーシャと防衛戦ができるのは光栄だ」と敬意を示したが、「サーシャからの勝利はすごい功績になる」と続けると、サーシャが憤慨。サーシャは「ロイヤルランブルでは負けを教えてあげる」と言い放ち、王座戦を前に険悪なムードが漂った。PPV大会『ロイヤルランブル』は日本時間1月28日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。
