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1/18【新日本】FANTASTICA MANIAが聖地上陸 ミスティコ&リーの兄弟コンビがタッグトーナメント制覇、ゲレーロスと激突へ

『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2019』東京・後楽園ホール(2019年1月18日)
「CMLLファミリータッグトーナメント2019」決勝戦 ○ドラゴン・リー&ミスティコvsクアトレロ&サンソン×

 ミスティコ&リーの兄弟コンビがファミリータッグトーナメントを制覇。1・20後楽園でウルティモ・ゲレーロ&グラン・ゲレーロのゲレーロスと激突することになった。

 開幕戦となった1・11大阪から関西・東海地方を回ってきた『FANTASTICA MANIA 2019』がいよいよ聖地・後楽園ホールに上陸した。3連戦初日のメインイベントは「CMLLファミリータッグトーナメント2019」決勝戦。1回戦でボラドールJr.&フライヤー組を下したミスティコ&リー組と、アトランティス&アトランティスJr.組を撃破したサンソン&クアトレロ組による兄弟タッグ対決となった。

 サンソン組があとから入場してきたミスティコたちをトペスイシーダで奇襲。場外乱闘で一気に自分たちのペースを掴む。ミスティコに合体リフトアップスラムを見舞うと、リーにも同じ技を狙っていった。

 これを切り抜けたリーはヒザ蹴りやジャーマン、その場飛び式スパニッシュフライで相手チームをナデ斬りに。代わったミスティコもダイビングボディアタックで切り込むと、同士討ちを誘い、コルバタやスクリューハイキックを乱れ打ってトペコンヒーロに繋げた。スワンダイブ式のスワントーンボムも披露して、「ミスティコ」コールを巻き起こす。

 サンソン組は上手く2対1の状況を作って巻き返し、ミスティコに合体ブルドッキングヘッドロックを敢行。リーにも合体スパインバスター、ダブルトラースキックと畳みかける。空中戦になると、リーのトペスイシーダ、ミスティコのケブラーダが時間差でさく裂したが、正面から対峙すると体格で勝るサンソン組優勢に。

 ならばとミスティコ組は華麗な連携で抵抗する。リーがクアトレロに串刺し低空顔面ドロップキックをぶち込むと、その上空を飛び越えたミスティコがロープ上のサンソンに飛びつきフランケンシュタイナーを敢行した。リングに残ったリーはクアトレロに飛びヒザ蹴り、リバースフランケンシュタイナーをズバリ。ミスティコもサンソンにダイブ式フランケンを仕掛ける。

 だが、こらえたサンソンはジャンピングパワーボムで逆転。サンソンスペシャル(旋回式トーチャーラックボム)で一瞬にして決定機を掴む。割り込んだリーを場外に投げ捨てると、ミスティコをコーナーに据えて、勝利を確信。雪崩式ブレーンバスターの構えに。

 クアトレロを場外で振り切ったリーがここに急行して足を払ってカット。サンソンをコーナーで逆さ吊り状態にする。すると、コーナー上のミスティコは照準をクアトレロに合わせてケブラーダでダイブ。入れ代わるようにコーナーに上がったリーはパタダス・エン・エル・ペチョ(逆さ吊り式ダイビングフットスタンプ)を投下した。フォールをキックアウトされても、リーは強烈なランニングニーでアゴをカチ上げると、最後はデスヌカドーラ(変型ブレーンバスターボム)で勝負あり。ミスティコ&リーが「CMLLファミリータッグトーナメント2019」を制覇した。

 優勝チームは1・20後楽園で昨年行われた「CMLL兄弟タッグトーナメント」を制したゲレーロスと対戦することが決定している。喜びを爆発させるミスティコ&リーの前に、ゲレーロスが登場すると、2組の兄弟は視殺戦を繰り広げた。

 ゲレーロが「ミスティコ、ドラゴン・リー、優勝まで上り詰めたな。だが、最終到着点は俺たちだ。俺たちとの戦いでは苦渋を味わうことになるだろう。俺と弟が一緒になれば無敵なんだ」と通告すると、グランも「俺たちはチャンピオンの座をキープする。なぜなら、俺たちはいつだってレベルが違うんだ」と勝ち誇った。

 互いに手を掲げてアピール合戦を繰り広げる。ゲレーロスが去っていくと、リーは「コンバンハ!」と日本語であいさつ。その上で、「日曜日にゲレーロスとやるが、勝利は俺たちがいただく」と宣言する。ミスティコも日本語で「コンバンハ! ドウモアリガトウ、トウキョウ! マタコンド。アイシテル」とアピールし、拍手喝采となった。2人はそのまま売店に直行。サイン会には長蛇の列ができていた。

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