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1/30【越中40周年興行】藤波が40周年・越中にエール「まだまだこれから」

『越中詩郎デビュー40周年記念大会 侍祭り〜平成最後の平成維震軍〜』東京・後楽園ホール(2019年1月30日)
○藤波辰爾&佐藤耕平&潮崎豪vsMAZADA&KAZMA SAKAMOTO&NOSAWA論外×

 藤波が論外をドラゴンスリーパーで仕留めて快勝。試合後、藤波は40周年を迎えた越中に「まだまだこれから」とエールを送った。

 越中と時に共闘し、時に戦ってきた藤波が40周年興行のリングに登場。ZERO1・耕平、ノア・潮崎との越境トリオを組み、論外&MAZADA&KAZMA組と対戦した。

 耕平&潮崎とはそれぞれ初のタッグとなったが、藤波が巧みに試合をリード。KAZMAに照準を絞ると、左ヒザに集中攻撃を見舞っていく。

 劣勢が続いたKAZMAだったが、潮崎のローリング袈裟斬りチョップを「ちょっと待って!」とストップさせ、ジャンピングハイキックを突き刺した。すると、流れは論外組へ。潮崎の逆水平に手を焼くも、論外組が反則攻撃を効果的に決めて、ペースを掴んだ。

 論外は「いくぞ!」と叫んでマシンガン逆水平を見舞うが、待っていたのは倍返し。潮崎は論外、MAZADAにマシンガン逆水平でお返しした。タッチのチャンスは逃した潮崎だったが、MAZADAがブレーンバスターを予告したところで、逆に投げ飛ばし、藤波にスイッチする。

 藤波はMAZADAをロープに振ってスリーパーに捕獲。そのままドラゴンスリーパーの構えに。KAZMAがカットに飛び込むと、MAZADAは論外にタッチを渡し、3人がかりで連続串刺し攻撃へ。さらに、ストンピングで藤波をいたぶった。しかし、耕平がニーリフト、潮崎が豪腕ラリアットで論外&MAZADAを蹴散らすと、藤波はドラゴンスクリューでKAZMAを排除。すかさず、試合権のある論外をドラゴンスリーパーに捕獲して、鮮やかにギブアップを奪い取った。

 越中の記念興行で藤波が快勝。新日本時代にはドラゴンボンバーズとして共闘していた2人だが、反選手会同盟が結成されると、対角線のコーナーに立ち、敵対関係になったこともある。いろいろな場面で越中と関わってきた藤波は「彼も40年なんだね」と感慨深げに語ると、「まだまだこれから。最後はみんなで応援してください」とエールを送った。

【試合後の藤波&耕平&潮崎】
▼藤波「(潮崎に)コーナーにいて、俺の胸のほうが痛かったな(笑)」

――越中選手の40周年については?

▼藤波「彼も40年なんだね。まだまだこれからですよ。最後、みんなで応援してください」

※藤波が去っていくと

▼耕平「背中を見て勉強になりました」

▼潮崎「いつまでも変わらないですよね。一緒に組めてよかったです。今度、もし当たる時があったら、バッチバチやらせてもらうんで。それを期待して。今日は藤波さんが締めてくれてよかったです」

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