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2/1【NOAH】石井&岩崎退け大原&熊野V1 鼓太郎&小川迎撃へ

『Navig. For The Future 2019』東京・後楽園ホール(2019年2月1日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○熊野準&大原はじめvs石井慧介&岩崎孝樹×

 背面砕者達が石井&岩崎組を退け、GHCジュニアタッグ王座V1。バックステージで鼓太郎&小川が挑戦に名乗りをあげると、迎撃を宣言した。

 昨年の12・16横浜文体で悲願のGHCジュニアタッグ王座初戴冠を果たした“背面砕者達"大原&熊野組がガンバレ☆プロレスの石井&岩崎組を相手に初防衛戦を行った。

 セコンドについたガンバレ☆プロレスの大家健、今成夢人らのゲキに応えようと、石井&岩崎組が先手を取る。場外戦でペースを握ると、岩崎は王者組のお株を奪う腰攻めに打って出て、ワンハンドバックブリーカーや逆エビ固め、サッカーボールキックなどで熊野を攻めに攻めた。

 初防衛戦で敗れてなるものかと、熊野が自力で反撃すると、大原は各種バックブリーカーを石井に連発して、同じく腰攻めでお返し。石井の大技攻勢に攻め込まれる場面もあったが、必殺のダブルアーム式DDTは阻止すると、フィンランド式フォアアームや回転シュミット式バックブリーカーで譲らなかった。

 復活した熊野も抱え込み式逆エビ固めなどで岩崎に猛攻。アルゼンチンバックブリーカーで勝負に出る。岩崎がこれを切り抜けると、石井のフランケンシュタイナー、岩崎のドラゴンスープレックス、ランニングローキックが立て続けに火を噴いたものの、熊野は自力でキックアウト。岩崎のニーリフトやミドルキック乱射を耐え抜いて、ベアボトム、ラリアットと畳みかけると、今度こそアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げた。大原もムイビエンで石井を分断してアシストし、背面砕者達がジュニアタッグ王座初防衛を果たした。

 試合後、初防衛戦に手応えを感じた様子の大原はマイクを持ち、「岩崎選手、石井選手、ありがとうございました。1回勝ったぐらいで調子に乗るような自分じゃないんで。今日で終わりじゃないですよね。これからの新しい新体制となったノアにもまたぜひ上がってください」と呼びかけた。

 バックステージでも充実感をあらわにしたが、そこに鼓太郎&小川が登場。鼓太郎は「あんなのに苦戦してんじゃねえ。そのベルトの価値下げんのか!?」と罵声を浴びせ、タイトル挑戦を迫った。

 これにキレた熊野は鼓太郎に飛びかかって乱闘に発展。大原と小川が止めに入るも、気持ちが抑えきれない熊野は「鈴木鼓太郎やってやるよ! このベルト懸けてやってやるよ! このベルト懸けてやってやるんだバカヤロー!」と鼓太郎たちの迎撃を断言した。「やっぱり入門してからの思いっていうのが、熊野と鈴木鼓太郎にはあると思うから。あの二人にしか分からなかったことが何かあるのかな…って」と熊野の発言に理解を示した大原も「これからやってかないといけない相手だとも思うんで、次の防衛戦の相手に鈴木鼓太郎と小川良成。僕は大歓迎です」と追随し、両チームの対戦が決定的となった。

【試合後の大原&熊野】
▼熊野「見たか、初防衛だ!」

▼大原「やっぱり原田・タダスケとも違うし、Hi69、田中稔、小川良成とも違う。今のノアジュニアとは違うカラーなんで…」

※そこへ鼓太郎と小川がやってくる

▼鼓太郎「あんなのに苦戦してんじゃねえ。そのベルトの価値下げんのか!?」

▼熊野「うるせえんだよ!」

※そのまま鼓太郎と熊野が殴り合って乱闘に、大原と小川が止める

▼鼓太郎「やらせろ! それ懸けてやらせろ!」

▼熊野「やってやるよ! いつでも来いよオラ! うるせえバカヤロー!」

※小川と鼓太郎が去る

▼熊野「鈴木鼓太郎やってやるよ! このベルト懸けてやってやるよ! このベルト懸けてやってやるんだバカヤロー!」

▼大原「ちょっとビックリしました。今の流れに…。やっぱり入門してからの思いっていうのが、熊野と鈴木鼓太郎にはあると思うから。あの二人にしか分からなかったことが何かあるのかな…って。これからやってかないといけない相手だとも思うんで、次の防衛戦の相手に鈴木鼓太郎と小川良成。僕は大歓迎です。というワケで今日もムイビエン!」

【試合後の石井&岩崎】
▼石井「勝たないと意味ないんだよ。刺激的だった、でも。久々に。こういう感覚というのは凄い燃えた。それはよかった。調子もよかった。でも、勝たなきゃ意味がない。チャンピオンもまだって言ったでしょ? だから、これから自分らはノアに上がり続けて、実績を残さないと。残さないと意味がない。ただ上がって満足じゃないんで。好きだった、昔ずっと見てた団体にただ上がるだけじゃ意味ないんで。そこのベルトを獲ったら凄い気持ちいいと思うんで。その気持ちよさを味わいますよ」

▼岩崎「正直、獲れる自信はスゲエあったんですよ。石井さんと2人だと。前哨戦やって、手応えもあったし、獲れる自信もあった。負けてまた俺たちがノアジュニアのタッグ戦線の一番最下層になったかもしれないけど、またああやって言ってくれたんで、チャンスがあるんであれば、勝って勝って勝ち続けて、また第一コンテンダーまで行って、ベルト獲りましょうよ」

▼石井「獲ろう」

▼岩崎「このリングは本当に俺を強くさせてくれる、本当に最高のリングだと思います」

▼石井「欲しくてたまらなかったベルトが、さらに欲しくなったよ」

▼岩崎「また年内にでも…。一気に行きましょう。落ちたけど、また勝って、GHC戦まで辿り着きます。諦めません。よろしくお願いします」

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