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2/3【新日本】友情タッグ再結成要請をまたも拒否 飯塚が地元ラストマッチで天山を絞首刑

『THE NEW BEGINNING in SAPPORO〜雪の札幌2連戦〜』北海道立総合体育センター・北海きたえーる(2019年2月3日)
○天山広吉&成田蓮vsTAKAみちのく&飯塚高史×

 天山が前日に続いて友情タッグ再結成を要請したが、飯塚は聞く耳を持たず。地元・北海道でのラストマッチにもかかわらず、アイアンフィンガー・フロム・ヘルで反則暴走を見せると、最後は天山をマイクケーブルで絞首刑に処した。

 天山と飯塚は2008年に“友情タッグ"を組んでいたものの、飯塚が裏切り凶暴化。天山はこれまでずっとその遺恨を引きずってきた。しかし、飯塚の引退試合が2・21後楽園に決まると、天山は恩讐を越えて友情タッグ再結成を熱望。昨日(2日)の札幌大会では飯塚に直接アピールしたが、その思いはまったく伝わらず、暴行を受けていた。

 北海道は飯塚の出身地。今日が現役として地元ラストマッチとなる。そんな舞台で、天山は試合前に再び「飯塚! いつまでもお前、狂ってんじゃねえ、オラ。目を覚ませ! 飯塚。友情タッグ復活しようじゃねえか」とマイクで呼びかけた。

 飯塚はエプロンでそれを聞いていたものの、差し出された手を無視して天山を襲撃。そのまま場外でパイプイスやフェンスを使って蹂りんした。その後も飯塚はリング上の戦いそっちのけで場外乱闘を展開。執拗に天山の額に噛みついた。

 試合権のある状態でも鈴木軍の連続攻撃に攻め込まれた天山だったが、飯塚のアイアンフィンガーは成田がドロップキックではね除ける。すかさず天山はマウンテンボムで飯塚をぶん投げると、ここ一番でしか見せないムーンサルトプレスの構えに。しかし、TAKAが阻止すると、飯塚は再びアイアンフィンガーを装着。それを天山のノド元に叩き込むと、即座に反則負けが通告された。

 試合後、飯塚がマイクを持つと、最後に地元のファンへメッセージを送るのかと場内は一瞬騒然となるが、何も言葉は発さず、マイクのケーブルで天山を絞首刑。それでも飯塚が客席に目を向けた場面では、地元のファンから暖かい拍手が巻き起こった。

プロ格 情報局