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2/5【WWE】女子王者ロンダがシングル2試合に快勝、レッスルマニアでの挑戦表明のベッキーは出場停止処分に

 ロウが米国現地時間4日、オレゴン州ポートランドのモダ・センターで開催され、ロウ女子王者ロンダ・ラウジーがリブ・モーガン、サラ・ローガンとのシングルマッチ2試合に完勝。一方で『レッスルマニア35』での挑戦を表明しているベッキー・リンチに出場停止処分が下された。

 この日のオープニングにステファニー・マクマホンが登場した。ベッキーは先週、『レッスルマニア35』での女子王座挑戦を表明していたが、ステファニーはロイヤルランブル戦で負傷したベッキーの左ヒザに関してドクターの診察を受けていないことを指摘。「みんながロンダvsベッキー戦を観たいのよ。診察に行って」と説得したものの、ベッキーはその必要はないと頑なに拒否した。するとステファニーは「医者の許可なしに試合させられない」と仕方なく出場停止処分を下したが、納得いかないベッキーはステファニーを襲撃。一撃食らわしてディスアーマーまで繰り出したが、レフェリーやスタッフに制止されると、足を引きずりながらリングを後にした。バックステージでは王者ロンダとベッキーが対峙。ロンダは「出場停止処分を受けて何してるの? レッスルマニアに向けて休養を取れ!」と痛烈に批判した。PPV大会『レッスルマニア35』は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 ロンダはこの日、ライオット・スクワッドのリブと対戦。場外に逃げ回るリブをリングで待ち構えると、パンチの連打からアームバーを決めて完勝。物足りないとばかりにライオット・スクワッドを挑発すると、急きょサラとの対戦が組まれた。パワーファイトに出るサラをロンダは払い腰で投げ飛ばすと、最後はアームバーで快勝。試合後にはリーダーのルビー・ライオットとも対峙したが、ルビーはそのままリングを後にした。

 この日のメイン戦でカート・アングル&ブラウン・ストローマンとバロン・コービン&ドリュー・マッキンタイアが激突した。敗戦が続くアングルが「バロン・コービンとドリュー・マッキンタイアを黙らせてやりたかったが、年を取り過ぎたかもしれない」と発言していると、遮るようにコービン&マッキンタイアが現れた。2人はアングルを挑発して襲撃を狙ったが、ストローマンがアングル救援に駆けつけてタッグ戦が緊急決定。序盤、アングル&ストローマンは連係攻撃を展開するコービン&マッキンタイアに苦戦したが、終盤にはストローマンがダブルスープレックスで2人を投げ飛ばし、アングルもアングルスラムでコービンを攻め込んだ。しかし、マッキンタイアにこれをカットされると、試合権のないストローマンがコービンに攻撃したことで反則裁定に。試合後も暴れ回るストローマンはマッキンタイアのクレイモアを食らっても、最後はチョークスラムでコービンとマッキンタイアをまとめてスチール階段に叩きつけ、アングルとともに勝ち誇った。

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