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2/6【WWE】中邑&ルセフがギャローズ&アンダーソンに快勝、戸澤がPPV大会『エリミネーション・チェンバー』でのクルーザー級王座挑戦を決定

 スマックダウンが現地時間5日、ワシントン州エバレットのエンジェル・オブ・ザ・ウインド・アリーナで開催され、中邑真輔がルセフとのタッグで旧知のルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン組に快勝。戸澤陽はエリミネーション形式フェイタル4ウェイ戦を制し、PPV大会『エリミネーション・チェンバー』でのクルーザー級王座挑戦を決めた。

 この日のオープニングにベッキー・リンチが登場した。前日のロウでメディカルチェックを拒否し、ステファニー・マクマホンから出場停止処分を下されたベッキーはCOOのトリプルHと舌戦を展開。トリプルHが「お前はもう家に帰れ。処分を終わらしたいなら医者の許可をもらうことだ」と忠告すると、ロウでステファニーに暴行を働いたベッキーは「ステファニーはどうした? 医者には行ったのかな?」と挑発。血相を変えたトリプルHが「レッスルマニアの大舞台でベッキーがロンダを恐れていると証明してしまうのが怖いんだろ」と詰め寄ると、ベッキーはトリプルHの顔面に平手打ちを食らわした。PPV大会『レッスルマニア35』は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 先週のスマックダウンでRトゥルースに敗れ、US王座から陥落した中邑がルセフと組んで、新日本時代に何度も対戦してきたギャローズ&アンダーソンと激突した。敵対関係から一転、タッグを結成した中邑とルセフは試合中に衝突するなど不穏な空気が漂ったものの、ルセフが合体技マジックキラーの餌食になりかけると、場外で倒れていた中邑が飛び込んで救出。その後も白熱の攻防が展開される中、最後はルセフがマチカキックでアンダーソンを沈め、3カウントを奪った。

 PPV大会『エリミネーション・チェンバー』でエリミネーション・チェンバー戦によるWWE王座戦を控える王者・ダニエル・ブライアン(with/ローワン)がこの日、挑戦者の一人であるジェフ・ハーディとの前哨戦に臨んだ。ブライアンがジェフのスワントーンボムを食らってピンチを迎えると、ローワンがジェフの足を引っ張って介入。反則裁定に終わったが、ブライアンはお返しとばかりにイエスロックを決めた。そこへサモア・ジョー、ランディ・オートン、ムスタファ・アリ、AJスタイルズとPPV大会での挑戦者4人が乱入して乱闘に発展。最後に登場したAJはオートンとジョーを蹴散らすと、ジェフにはフェノメナルフォーアームをさく裂させたが、そのスキにブライアンはリングを降り、AJとの接触を回避した。

 205Liveで戸澤がクルーザー級王座挑戦権をかけてセドリック・アレクサンダー、リオ・ラッシュ、ウンベルト・カリーヨとエリミネーション形式フェイタル4ウェイ戦で激突した。先週、ヒデオ・イタミとの日本人対決を制して勢いに乗る戸澤は序盤からラッシュにトペ・スイシーダ、カリーヨにミサイルドロップキックを決めて攻め込んだ。中盤にはアレクサンダーのランバー・チェックを食らったラッシュが脱落し、戸澤がダイビング・セントーンでカリーヨを失格に追い込む。これで戸澤とアレクサンダーの一騎打ちとなり、戸澤は騙し討ちパンチからスープレックス2連発でアレクサンダーを翻ろう。最後はダイビング・セントーンをさく裂させて3カウントを奪った。PPV大会『エリミネーション・チェンバー』でクルーザー級王者バディ・マーフィーへの挑戦を決めた戸澤は試合後、「よっしゃ! 勝った! 次は最後のチャンスだと思って絶対にクルーザー級のチャンピオンになるので、皆さん応援お願いします」と1年半ぶりのクルーザー王座返り咲きを誓った。

 PPV大会『エリミネーション・チェンバー』は日本時間2月18日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

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