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2/8【全日本】特訓効果? めんそーれが新技でブラック対決制して白星スタート

『2019 EXCITE SERIES』愛知・名古屋市中村スポーツセンター・第2競技場(2019年2月8日)
「2019 Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦=○ブラックめんそーれvsブラック・タイガーVII×

 めんそーれがブラックVIIを新技・スネークボーイで破って白星スタートだ。

 初出場となっためんそーれは「覇シャー!になる」と宣言し、開幕前にはハブ=左手の強化特訓にも着手した。

 シリーズ2戦目となったこの日、初戦を迎えた。相手は昨年8月のジュニアタッグリーグ戦でタッグを結成したブラックVII。握手に応じようとしたところを首固めで丸め込まれ、外道クラッチでニアフォールに追い込まれるなど序盤から手玉に取られた。

 それでもめんそーれはミサイルキックやダイビングフットスタンプで挽回。急所蹴りを食らって首固めで丸め込まれても2カウントで返し、すぐさま急所蹴りをお返し。ブレーンクローで絞め上げながら丸め込むスネークボーイで3カウントを奪った。

 十中八九、ペースを握られながらも逆転勝利。特訓の成果もあってか、信じるハブを駆使しての新技で初戦白星を飾ってみせた。「キッチリこのシャー!が3つ獲ったぞ。このシャー!がJr.BATTLE OF GLORY大爆発するって言っただろ」と勝ち誇っためんそーれは「シャー!がグローリーを、栄光をつかみ取るぞ。シャー!が覇シャー!になる」と改めて宣言した。次戦は2・11高知大会の佐藤戦。ここでも勝利できれば、ハブ旋風を巻き起こす追い風となるのは間違いない。

 一方、ブラックVIIは試合後、めんそーれと握手を交わしたが、「ブラック・タイガーでもなく、大森隆男でもなく、ブラックめんそーれは独り立ちして全日本プロレスで頑張ってほしい」とのエールを込めたものだった。これで開幕2連敗。早くも苦しい状況で、「はぐれWRESTLE-1の一員として出てる中で、WRESTLE-1の選手に謝らないといけない」と落胆をのぞかせたブラックVIIは「これじゃ俺はオールエリートの人間になれない。オールエリート、ラスベガス」とうわごとのように繰り返していた。

【めんそーれの話】「シャー、シャー、シャー、シャー。ブラック・タイガーVII、俺にとっては俺の全てを知ってる相手だろうよ。だけどな、キッチリこのシャー!が3つ獲ったぞ。このシャー!がJr.BATTLE OF GLORY大爆発するって言っただろ。シャー!がグローリーを、栄光をつかみ取るぞ。シャー!が覇シャー!になる。シャー!」

【ブラックVIIの話】「(2連敗で苦しい状況だが?)そうだね。やっぱ昨日も言った通り、はぐれWRESTLE-1の一員として出てる中で、WRESTLE-1の選手に謝らないといけないのと、昨日の力に続き、ブラめん。ある意味、優勝決定戦みたいなのが二つきちゃったようなアレなんだけど。ブラックめんそーれも成長したというか、甘くはみてないんだけど、やっぱり得意の丸め込みでめんそーれに獲られたっていうこと、最後のあの握手が一応、俺からの、ブラック・タイガーでもなく、大森隆男でもなく、ブラックめんそーれは独り立ちして全日本プロレスで頑張ってほしいよね。俺はこのままだとエリートになれない。これじゃ俺はオールエリートの人間になれない。オールエリート、ラスベガス。クソ。オールエリートだよ、オールエリート」

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