2/11【NOAH】小峠アクシデントで左ヒジ負傷か 王者50FPがタッグ前哨戦で直接勝利
『Navig. For The Progress 2019』福島市国体記念体育館サブアリーナ(2019年2月11日)
○モハメド ヨネ&クワイエット・ストームvs潮崎豪&小峠篤司×
2・24後楽園大会のGHCタッグ王座戦に向けた前哨戦で、挑戦者・小峠が左ヒジを負傷するアクシデント。王者“50ファンキーパワーズ"ヨネ&ストーム組に直接敗れ、王座奪取へいきなり黄信号が点灯した。
元GHC王者の“青い目のノア戦士"エディ・エドワーズをパートナーに迎えてGHCタッグ王座獲りに乗り出した小峠。黄金のコスチュームに身を包み、フィーバーポーズのヨネと革命ヒーローポーズで張り合うなど、前哨戦でも明るさ全開で突っ走った。
だが“異変"が起こったのは中盤過ぎ。玄藩太鼓のリズムで手拍子を煽ってから、ダイビング・クロスボディアタックで宙を舞ったものの、ヨネとの交錯時に左ヒジを負傷。激痛に顔をゆがめ、そのままヒジをおさえて動けなくなってしまった。
異常を察知したパートナーの潮崎がリングに飛び込んで攻勢を維持し、どうにか立ち上がった小峠も「ちょっと腕痛めたけど大丈夫!」と気丈に叫んでマントを装着。革命マントスプラッシュを投下したものの、ヨネは無情にも剣山で撃墜。すかさずストームが飛び込んで潮崎を蹴散らすや、返す刀で必殺合体技のファンキーバスターボムで小峠から直接3カウントを奪ってみせた。
試合後には長濱トレーナーが駆けつけて小峠の状態を確認。小峠も痛みに顔をゆがめながら花道を下がった。勝った王者のヨネは「挑戦者なんでね、本当は万全の状態で来てほしいけど、プロレスっていうのはどんな状況でもやらなきゃいけないもの。人生と一緒ですよ。チャンピオンシップ、決まってますから。それまでに体調整えて、がーっと来てほしいですね」。ともあれ、前哨戦の初戦で、いきなり挑戦者に王座奪取への黄信号が灯った形となった。
【試合後のヨネ&ストーム】
▼ヨネ「イエー! ファンキーバスターボム、あれが決まればどんな相手だって1、2、3!」
▼ストーム「イエー! ファンキーバスターボム! タッグチーム・チャンピオンズ、フォーエバー♪」
――小峠から3カウントを奪ったが?
▼ヨネ「うん。ヤツは革命革命言ってますけど、本来の革命とは己の身を賭して、死ぬ思いじゃなきゃ成し遂げられないと思います。あんな『かっくめいしよーぜー!』みたいなノリで革命できたら、みんな革命してますよ。革命家なんて生まれない」
▼ストーム「この凄いウデ! この凄いアフロ! この凄いチーム! こっちのほうがカクメイ!」
――久々にベルトを持って入場した気分は
▼ヨネ「気分いいっすね! やっぱり“これがチャンピオンか!"とみんな見てくれる。そうするといつも以上に元気に楽しくやる気になるし。そういう意味では凄く張り合いあります」
▼ストーム「サイコーの気持ちダヨ!」
――小峠は左ヒジを痛めたようだったが?
▼ヨネ「うん。挑戦者なんでね、本当は万全の状態で来てほしいけど、プロレスっていうのはどんな状況でもやらなきゃいけないもの。人生と一緒ですよ。チャンピオンシップ、決まってますから。それまでに体調整えて、がーっと来てほしいですね」
▼ストーム「イエー、カモーン」
――ほぼぶっつけ本番の急造タッグに負けるわけには…
▼ヨネ「そうですよ。こっちは3年も組んでますから! それだけの友情ありますから」
▼ストーム「ノアで一番長いチーム!」
――それだけに完勝する?
▼ヨネ「もちろんです。きれいに、クリーンに、いい形で、元気に、楽しく勝つのが俺らです」
▼ストーム「ユーノウ・ホワイ!? ウィー・キャントストップ!」
▼ヨネ「ウォント・ストップ!」
▼ヨネ&ストーム「ゴーイン、ゴーイン! ゴーイン!!」