【全日本/G馬場追善興行】2・19両国でのエース対決へ宮原が棚橋に最大級の敬意も「輝きでは負けない」 2019/2/12
三冠ヘビー級王者・宮原健斗がジャイアント馬場追善興行2・19両国大会で実現する新日本・棚橋弘至とのエース対決について言及。「僕が業界で唯一リスペクトしている存在」と新日本の逸材に敬意を表した最高男は「ただ輝きでは負けねぇぞっていう気持ちはありますよね」と注目の初遭遇へ向けて言い切った。 ◇ 全日本プロレス創設者・ジャイアント馬場さんが亡くなってから20年が経過。その節目に馬場さんを偲ぶビッグイベント『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜』が2・19両国国技館で開催される。 メインイベントは「棚橋&ヨシタツvs宮原&関本大介」。新日本の前IWGP王者、全日本の三冠王者、大日本のストロング王者が一堂に会する豪華カードが実現する。中でも一番の注目を集めそうなのが、初遭遇となる棚橋と宮原のエース対決だ。 リング上での接点こそないものの、宮原は棚橋に対して「僕が業界で唯一リスペクトしている存在」と最大級の敬意を抱いている。沈下しつつあった新日本を粉骨砕身の精神で復活させた逸材の存在は、全日本をさらなる高みへと考えている宮原にとって「その道っていうのは、それが業界で唯一リスペクトに値するというもので、背中を見させてもらってますね」と刺激になっている。そしてスタイル的にも「単純にカッコいい。僕はやっぱり華やかなプロレスラーを目指してるんで、それを代表するプロレスラーだと思ってますし、ああいう男になりたいなと思える唯一の男」と方向性は同じと考えている。 棚橋とは巡業中に何度か会食したこともあり、自身のツイッターでツーショット写真を公開している。その時に「積み重ねというものの大切さ」を説かれ、「たまに僕が自分がやってる道を迷いそうになった時は、ああいう時に聞いた言葉を思い出したりしてますよ」という。目標ともいえる棚橋と対戦することになるとは、宮原自身も想像していなかった。しかも一度きりで終わる可能性もある。「そこはプロレスの神様に与えられたものと思ってるんで、20代最後にどういったものになるのか」と胸を躍らせる宮原は「たぶん、それしか見えないんじゃないかなと思うぐらい。僕の中では棚橋弘至さん一本」と言い切り、逸材との戦いを堪能する構えをみせた。 団体対抗戦の図式になるが、宮原はこの陽性エース対決にそんな意識は抱いていない。あるのは敬意と「イメージがつかないという部分では楽しみですね。ワクワク感という言葉でたとえるのは久しぶりな試合」との高揚感。棚橋をリスペクトする気持ちは強いものの、一方で「ただ輝きでは負けねぇぞっていう気持ちはありますよね」と全日本のエースとしての誇りと意地ものぞかせた。 「僕の中ではあまり気負いがなくて、毎日、毎興行、ウチの興行でも存在感で一番目立ってやろうと思って試合してるんで、そのままかなと」。注目度の高いビッグイベントだが、宮原はあくまでも自然体で棚橋との初対決に臨む。 ☆2/19(火)東京・両国国技館『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念〜さらば呪術師〜』17:00開場、18:30開始 ◇第9試合◇ 関本大介 宮原健斗 vs ヨシタツ 棚橋弘至 【宮原の話】 ――2・19両国のジャイアント馬場追善興行が近づいてきたが、やはり新日本・棚橋選手とのエース対決が注目されるが宮原選手の中では? ▼宮原「もう僕の中ではたぶん、それしか見えないんじゃないかなと思うぐらい。その日はもちろんジャイアント馬場さん追善興行というのがありますけどね、それはリスペクトしながらって感じですね。僕の中では棚橋弘至さん一本かなと思ってますね」 ――棚橋選手の印象は? ▼宮原「僕が業界で唯一リスペクトしている存在なんで。そこは不思議な感覚ではありますよね。唯一リスペクトしてるというのは。倒してやるコノヤローっていう感覚じゃないです。ただ輝きでは負けねぇぞっていう気持ちはありますよね」 ――リスペクトの念を抱くのは棚橋選手のプロレスに対するスタンス? ▼宮原「そうですね。あと単純にカッコよさ。僕はやっぱり華やかなプロレスラーを目指してるんで、それを代表するプロレスラーだと思ってますし、ああいう男になりたいなと思える唯一の男ですかね」 ――何度か巡業中に一緒に食事をする機会があったようだが、その中で刺激になったのは? ▼宮原「たまに僕が自分がやってる道を迷いそうになった時は、ああいう時に聞いた言葉を思い出したりしてますよ。それって通ってきた道、おそらく棚橋さんしかいないんですよ。だから、それは積み重ねというものの大切さ、そういうのは聞いてましたね」 ――積み重ねはまさに今、宮原選手がやっている作業だが? ▼宮原「そうですね。だからその道っていうのは、それが業界で唯一リスペクトに値するというもので、背中を見させてもらってますね」 ――棚橋選手と同じような道を進んでいる感があるが? ▼宮原「そうですね。何かそういう部分はありますよね、何かしら。それは自分でやったものじゃなくて、僕はよく言いますけど、プロレスの神様がドラマティックに。そういうのを感じますね」 ――まさか棚橋選手と対戦することになるとは思われなかったが? ▼宮原「僕もそうですね。リング上でっていう意識はあんまりなかったんで、そこはプロレスの神様に与えられたものと思ってるんで、20代最後にどういったものになるのか」 ――お互いの団体の看板を背負う戦いでもあり、どちらの存在感が勝るかの勝負にもなるが? ▼宮原「でも僕の中ではあまり気負いがなくて、毎日、毎興行、ウチの興行でも存在感で一番目立ってやろうと思って試合してるんで、そのままかなと。そういうスタンスでいくと思います」 ――やはり楽しみ? ▼宮原「何かイメージがつかないという部分では楽しみですね。ワクワク感という言葉でたとえるのは久しぶりな試合かもしれないですね」
三冠ヘビー級王者・宮原健斗がジャイアント馬場追善興行2・19両国大会で実現する新日本・棚橋弘至とのエース対決について言及。「僕が業界で唯一リスペクトしている存在」と新日本の逸材に敬意を表した最高男は「ただ輝きでは負けねぇぞっていう気持ちはありますよね」と注目の初遭遇へ向けて言い切った。
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全日本プロレス創設者・ジャイアント馬場さんが亡くなってから20年が経過。その節目に馬場さんを偲ぶビッグイベント『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜』が2・19両国国技館で開催される。
メインイベントは「棚橋&ヨシタツvs宮原&関本大介」。新日本の前IWGP王者、全日本の三冠王者、大日本のストロング王者が一堂に会する豪華カードが実現する。中でも一番の注目を集めそうなのが、初遭遇となる棚橋と宮原のエース対決だ。
リング上での接点こそないものの、宮原は棚橋に対して「僕が業界で唯一リスペクトしている存在」と最大級の敬意を抱いている。沈下しつつあった新日本を粉骨砕身の精神で復活させた逸材の存在は、全日本をさらなる高みへと考えている宮原にとって「その道っていうのは、それが業界で唯一リスペクトに値するというもので、背中を見させてもらってますね」と刺激になっている。そしてスタイル的にも「単純にカッコいい。僕はやっぱり華やかなプロレスラーを目指してるんで、それを代表するプロレスラーだと思ってますし、ああいう男になりたいなと思える唯一の男」と方向性は同じと考えている。
棚橋とは巡業中に何度か会食したこともあり、自身のツイッターでツーショット写真を公開している。その時に「積み重ねというものの大切さ」を説かれ、「たまに僕が自分がやってる道を迷いそうになった時は、ああいう時に聞いた言葉を思い出したりしてますよ」という。目標ともいえる棚橋と対戦することになるとは、宮原自身も想像していなかった。しかも一度きりで終わる可能性もある。「そこはプロレスの神様に与えられたものと思ってるんで、20代最後にどういったものになるのか」と胸を躍らせる宮原は「たぶん、それしか見えないんじゃないかなと思うぐらい。僕の中では棚橋弘至さん一本」と言い切り、逸材との戦いを堪能する構えをみせた。
団体対抗戦の図式になるが、宮原はこの陽性エース対決にそんな意識は抱いていない。あるのは敬意と「イメージがつかないという部分では楽しみですね。ワクワク感という言葉でたとえるのは久しぶりな試合」との高揚感。棚橋をリスペクトする気持ちは強いものの、一方で「ただ輝きでは負けねぇぞっていう気持ちはありますよね」と全日本のエースとしての誇りと意地ものぞかせた。
「僕の中ではあまり気負いがなくて、毎日、毎興行、ウチの興行でも存在感で一番目立ってやろうと思って試合してるんで、そのままかなと」。注目度の高いビッグイベントだが、宮原はあくまでも自然体で棚橋との初対決に臨む。
☆2/19(火)東京・両国国技館『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念〜さらば呪術師〜』17:00開場、18:30開始
◇第9試合◇
関本大介
宮原健斗
vs
ヨシタツ
棚橋弘至
【宮原の話】
――2・19両国のジャイアント馬場追善興行が近づいてきたが、やはり新日本・棚橋選手とのエース対決が注目されるが宮原選手の中では?
▼宮原「もう僕の中ではたぶん、それしか見えないんじゃないかなと思うぐらい。その日はもちろんジャイアント馬場さん追善興行というのがありますけどね、それはリスペクトしながらって感じですね。僕の中では棚橋弘至さん一本かなと思ってますね」
――棚橋選手の印象は?
▼宮原「僕が業界で唯一リスペクトしている存在なんで。そこは不思議な感覚ではありますよね。唯一リスペクトしてるというのは。倒してやるコノヤローっていう感覚じゃないです。ただ輝きでは負けねぇぞっていう気持ちはありますよね」
――リスペクトの念を抱くのは棚橋選手のプロレスに対するスタンス?
▼宮原「そうですね。あと単純にカッコよさ。僕はやっぱり華やかなプロレスラーを目指してるんで、それを代表するプロレスラーだと思ってますし、ああいう男になりたいなと思える唯一の男ですかね」
――何度か巡業中に一緒に食事をする機会があったようだが、その中で刺激になったのは?
▼宮原「たまに僕が自分がやってる道を迷いそうになった時は、ああいう時に聞いた言葉を思い出したりしてますよ。それって通ってきた道、おそらく棚橋さんしかいないんですよ。だから、それは積み重ねというものの大切さ、そういうのは聞いてましたね」
――積み重ねはまさに今、宮原選手がやっている作業だが?
▼宮原「そうですね。だからその道っていうのは、それが業界で唯一リスペクトに値するというもので、背中を見させてもらってますね」
――棚橋選手と同じような道を進んでいる感があるが?
▼宮原「そうですね。何かそういう部分はありますよね、何かしら。それは自分でやったものじゃなくて、僕はよく言いますけど、プロレスの神様がドラマティックに。そういうのを感じますね」
――まさか棚橋選手と対戦することになるとは思われなかったが?
▼宮原「僕もそうですね。リング上でっていう意識はあんまりなかったんで、そこはプロレスの神様に与えられたものと思ってるんで、20代最後にどういったものになるのか」
――お互いの団体の看板を背負う戦いでもあり、どちらの存在感が勝るかの勝負にもなるが?
▼宮原「でも僕の中ではあまり気負いがなくて、毎日、毎興行、ウチの興行でも存在感で一番目立ってやろうと思って試合してるんで、そのままかなと。そういうスタンスでいくと思います」
――やはり楽しみ?
▼宮原「何かイメージがつかないという部分では楽しみですね。ワクワク感という言葉でたとえるのは久しぶりな試合かもしれないですね」