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2/16【マッスル】純烈にアンドレザ・ジャイアントパンダが電撃加入も即日解雇 リーダー・酒井はバトルロイヤルで奮闘

 16日、『マッスルマニア2019 in 両国〜俺たちのセカンドキャリア〜』両国国技館大会が行われ、昨年の『NHK紅白歌合戦』に出場した男性歌謡グループ・純烈が登場。リーダーの酒井一圭も出場した新メンバーオーディション時間差バトルロイヤルをアンドレザ・ジャイアントパンダが制し、電撃加入を果たしたが、女性問題が浮上し、即日解雇となった。

 『マッスル』はプロレスに演劇やお笑いの要素を加えたDDTの別ブランド。マッスル坂井が中心となって行われていたが、2010年10月に坂井の結婚&引退ともに終幕した。しかし、今回正式に復活を遂げた。純烈のリーダー・酒井はかつてお笑い芸人のHGを真似て、「酒井一圭HG」としてマッスルにレギュラー参戦。純烈としてはDDTマットに立ったこともある。縁のあるマッスルのリングに4人で登場すると、生歌を歌ってファンを喜ばせた。

 しかし、マッスルの総合演出を務める鶴見亜門は「4人だとバランスが悪い」と指摘。最近、メンバーに女性問題が浮上し、1人脱退したばかりだけに、酒井らは表情を曇らせたが、鶴見は強引に新メンバーを決める時間差バトルロイヤルを行うと即決。酒井は現在の4人体制を守るべく、自ら試合に出場することになった。

 酒井はバトルロイヤルで奮戦。赤井沙希がピンチを迎えた場面では身を挺して守ってみせると、竹下幸之介の豪快なブレーンバスターを食らっても沈まずにどよめきを巻きおこす。アントーニオ本多の父である俳優・渡辺哲も登場し、息子と同じくシモネタタップリの創作昔話・ごんぎつねを披露したが、酒井はコブラツイストで芸能界の大先輩からギブアップを奪ってみせた。

 まさかの登場となった巨大パンダレスラーのアンドレザ・ジャイアントパンダとも真っ向から対峙。純烈のメンバーを呼び込んで、連続串刺し攻撃まで浴びせたものの、ジャイアントパンダは微動だにしない。結局、ジャイアントパンダのアンドレザプレスで酒井がごう沈した。予想外の結末となったが、最後はジャイアントパンダを加えた5人で持ち歌『プロポーズ』を熱唱。ジャイアントパンダも振りつけに合わせて、見事にダンスを披露した。

 大会のエンディングでも新たな5人体制で姿を見せた純烈だが、ジャイアントパンダがプロレス大賞の授賞式で女子プロレスラー・藤本つかさと熱いキスを交わしたことが発覚。ジャイアントパンダは妻子持ちだけに、リーダーの酒井は「まずいどころの話じゃない…。ダブルパンチじゃないですか。申し訳ないけど、純烈はこれ以上のスキャンダルはもうゴメンなんだ。本当に申し訳ないが、君をメンバーと認めるわけにはいかない。君は今この場でクビだ」と解雇を言い渡した。結局、純烈は4人体制で再び紅白の舞台を目指すことになった。

 また、第1試合では、マッスル1から出場しているカポエラ使いの保険外交員レスラー・ペトロ高石の引退試合として、高石&趙雲子龍&グレート小鹿vs大家健&大石真翔&ヤス・ウラノの6人タッグマッチが行われた。

 高石はライオンサルトや雪崩式フランケンなどを披露したものの、なかなかタッチをもらうことはできず、最後も小鹿がチョークスラムで大石を撃破してあっけない結末に。それでも引退セレモニーが行われたが、高石が活躍できてないとスーパー・ササダンゴ・マシンや男色ディーノが横やり。そこで、再試合として青木真也との一騎打ちが実現した。高石はカポエラ殺法やケブラーダを駆使して場内を沸かしたものの、最後はスリーパーで絞め落とされてあえなく敗退。リング上で動けない状態ながらも、今日2度目の引退セレモニーが行われ、高石は正式に引退となった。

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