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2/20【WWE】キングストンが王者ブライアン撃破でWWE王座挑戦へ、リコシェがスマックダウン初登場で快勝

 スマックダウンが現地時間19日、ルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで開催され、WWE王者ダニエル・ブライアンを破ったコフィ・キングストンがPPV大会『ファストレーン』での王座挑戦を決定。リコシェが前日のロウに続き、スマックダウンデビュー戦を勝利で飾った。

 スマックダウン女子王者アスカが登場。ロウとスマックダウンの女子王座戦線について問われると「シャーロットとベッキーはすでに倒しているから興味がない。興味があるのは誰が私と対戦する準備ができているかだ」との姿勢を示した。するとマンディ・ローズがソーニャ・デビルとともに現れ、「誰にも相手にされない可哀そうなアスカ! でも私はあなたと対戦する準備ができてるわよ」と挑発。両者の対戦が決まった。試合になるとレイシー・エバンスがやってきて、これに気を取られたアスカは背後からマンディの攻撃を許して劣勢となってしまう。それでもアスカはスライディング・ニーから顔面にヒザを叩き込んだが、、マンディは目を押さえて負傷をアピール。レフェリーがアスカに距離を置くよう指示したが、そのスキにマンディがアスカを丸め込んで3カウント。マンディの策略にはまったアスカは格下相手にピンフォールを許してしまった。

 リコシェが前日のロウに続き、スマックダウン初登場を果たした。エリック・ヤング(withアレクサンダー・ウルフ&キリアン・デイン)とシングル戦に臨んだリコシェはハリケーン・ラナからドロップキックを決めて先制。セコンドに挑発されたスキにヤングから強烈なパンチを食らって劣勢となったが、ヤングがポストに誤爆して流れが変わった。アッパーカットからのスタンディング・シューティングスタープレス、さらにひねりを加えたトペ・コンヒーロでヤングを追いつめたリコシェは、コーナートップから630°スプラッシュをさく裂させて3カウントを奪取。ロウ&スマックダウンの2夜連続デビューを勝利で飾った。

 この日のメイン戦でダニエル・ブライアン&サモア・ジョー&ランディ・オートンvsコフィ・キングストン&AJスタイルズ&ジェフ・ハーディの6人タッグ戦が行なわれた。ブライアンはPPV大会『エリミネーション・チェンバー』で活躍をみせたキングストンを馬乗りパンチ連打で攻め込み、「俺がWWE王者だ」と叫ぶ。オートンもキングストンをテーブルに叩きつけて試合を優勢に進めた。しかし、ブライアンはAJにカーフ・クラッシャーを決められ、キングストンのダイブ攻撃からのトラブル・イン・パラダイスを食らって3カウント。王者ブライアンが格下のキングストンにピンフォールを奪われる大番狂わせが起きた。ニュー・デイメンバーとともに大喜びするキングストンに対し、ステージに登場したシェイン・マクマホンがPPV大会『ファストレーン』で王者ブライアンvsキングストンのWWE王座戦をを行うことを決めた。PPV大会『ファストレーン』は日本時間3月11日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

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