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2/20【全日本】痛恨2敗目で青木V逸、ブラックVII宣言「はぐれEvolutionの一員としてやっていく」

『2019 EXCITE SERIES〜GROWIN' UP vol.18〜』東京・新木場1stRING(2019年2月20日)
「2019 Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦=○ブラック・タイガーVIIvs青木篤志×

 青木がブラックVIIに痛恨の2敗目を喫し、3年ぶり2度目の優勝を逸した。2勝目を挙げたブラックVIIは青木に謝罪したうえで「はぐれEvolutionの一員としてやっていく」と宣言した。

 3勝1敗の首位タイで公式戦最終日を迎えた青木。「佐藤vs吉岡」の結果いかんだが、これに勝てば決勝進出に大きく前進するところだった。が、開幕前から警戒していたブラックVIIに足をすくわれる形となってしまった。

 序盤から超高校級ラ・マヒストラルを仕掛け、首固めで丸め込むなど翻ろうするブラックVIIの前に青木はどうにもペースをつかめず。スリーパーで絞め上げても獲り逃し、腕極めDDTで反撃されると、グラウンド卍→クロスフェースに苦もん。胴締めスリーパーにも捕まった。

 ニアロープで命拾いした青木はマンハッタンドロップ、DDTの連続攻撃でようやく反撃すると、ミサイルキック、トペスイシーダ、ダイビングボディプレスの猛攻に出た。ようやく流れをつかみかけたもののアサルトポイントは決められず。丸め込みを連発されて冷や汗の連続。ブラックVIIが何度も仕掛けてきた超高校級ラ・マヒストラルをそのたびに阻止してみせたものの、4度目でついに捕まって3カウントを聞いた。

 これで青木は3勝2敗・勝ち点6で公式戦全日程を終了。セミファイナルで佐藤が勝利するか無得点試合になれば進出決定戦にもつれ込む可能性もあったが、時間切れ引き分けに終わったことで決勝進出の道を断たれた。最も警戒していたはずの超高校級ラ・マヒストラルによって敗北を喫した青木は「しつこかった。あきらめたつもりないけど、まさかと思ったわ。やっちゃったね」と悔しさを噛み締めるしかない。

 一方、ブラックVIIは2勝目を挙げ、勝ち点4で公式戦全日程を終えたが、「はぐれEvolution」を自称する身としては複雑な心境の様子。「俺のこの2点で青木隊長は決勝いけねぇんじゃねぇか。可能性低くなってるだろ。何てことをしてしまったんだ。チクショー」と勝利しながら悔しげで、「はぐれEvolutionの皆さんに謝罪をしたい。青木篤志さん、佐藤光留さん、ちょっと本気を出してしまい、ホント申し訳ありませんでした」とお詫び。一方で「これからははぐれEvolutionの一員としてブラック・タイガーVIIは全日本プロレスでやっていく」と宣言していた。

【ブラックVIIの話】「クソ。3つ入ったのか? 3つ。チクショー。いやぁ、凄い複雑な気持ちです。やっぱりリーグ戦の最初、はぐれWRESTLE-1の一員としてJr.BATTLE OF GLORYエントリーしてたけど、途中からやっぱり自分ははぐれEvolutionの一員だと思って。そんな中で青木篤志の足を引っ張ってしまった。俺のこの2点で青木隊長は決勝いけねぇんじゃねぇか。可能性低くなってるだろ。何てことをしてしまったんだ。チクショー。はぐれEvolutionの皆さんに謝罪をしたい。青木篤志さん、佐藤光留さん、ちょっと本気を出してしまい、ホント申し訳ありませんでした。これからははぐれEvolutionの一員としてブラック・タイガーVIIは全日本プロレスでやっていく。Jr.BATTLE OF GLORY楽しかった」

【青木の話】「やられたよ。やられた。マヒストラル絶対くるくるくると思ってたんだよ。くるくるくると思ってた。だから対策も練ってきたんだよ。しつこかった。あきらめたつもりないけど、まさかと思ったわ。やっちゃったね。あとはこの試合(佐藤vs吉岡)どうなるかだね。そこに望みかけるしかない」

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