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2/23【新日本】オスプレイがTV王者コブ狩り ジェイに3・6大田区での対戦を要求

『HONOR RISING:JAPAN 2019』東京・後楽園ホール(2019年2月23日)
○ウィル・オスプレイ&後藤洋央紀vsダルトン・キャッスル&ジェフ・コブ×

 NEVER王者のオスプレイがROH世界TV王者コブ狩り。試合後、オスプレイは3・6大田区を舞台に指定し、IWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトに対戦を要求した。

 昨日(22日)の後楽園大会で、NEVER王者のオスプレイがキャッスルを、ROH世界TV王者のコブは後藤をそれぞれ撃破してタイトル防衛を果たした。決戦翌日、CHAOSのオスプレイ&後藤とROHのコブ&キャッスルに別れて、第4試合で対戦した。

 ROH軍が先制したものの、CHAOSコンビもスピーディなタッチワークを駆使して逆転。オスプレイがキャッスルを場外でいたぶると、リング上では後藤とのダブルショルダータックルもさく裂した。

 キャッスルが変型バックドロップで後藤をぶん投げると、コブが登場。エルボーと逆水平を交互に乱れ打つと、オスプレイがカットに飛び込んでも、その体をキャッチしてフロントスープレックスでぶん投げる。後藤にはバックフリップ、その場飛びムーンサルトプレスをお見舞い。巨体に似合わぬスピーディな動きに場内はどよめく。

 ローリングラリアットはガードされてしまった後藤だが、ニールキックでやり返すと、代わってオスプレイがリングイン。コブの背中を踏み台にして、コーナーに控えるキャッスルを襲撃すると、コブにはミドルキックを叩き込んだ。さらに、オスプレイはコブのパワーに手を焼きながらも、ハンドスプリング式レッグラリアットを一閃。後藤のアシストを得て、スワンダイブ式エルボーをぶち込むと、四つん這いになった後藤の背中に飛び乗り、スカイツイスタープレスを投下した。

 コブの背後からトラースキックをぶち込んだオスプレイは、一気にストームブレイカーを狙うが、コブは意地のリバース。重たいエルボーを突き刺す。オスプレイもサマーソルトキック、延髄斬りを立て続けにぶち込んだが、ここからキャッスルのラリアット、後藤の牛殺し、コブのアングルスラム、オスプレイのコークスクリューキックが連鎖し、試合は一気にクライマックスへ。

 オスプレイはオスカッターを狙うも、キャッチしたコブは豪快にぶん投げた。さらに、ツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うも、オスプレイは不時着。後藤が頭突きでアシストすると、オスプレイはトラースキック、後頭部へのバックエルボーとラッシュ。最後はヘビー級のコブにストームブレイカーを完璧に決めて、3カウントをもぎ取った。

 ROH世界TV王者のコブを撃破して、改めて今の勢いを見せつけたオスプレイは「3月6日の旗揚げ興行でジェイ・ホワイトと戦いたい。俺のこのエルボーを食らわせて、あいつをノックアウトしてやる」と3・6大田区に向けて、IWGPヘビー級王者に対戦表明。「俺こそがみんなのヒーローになるんだ。ここで言っておこう。俺をマディソン・スクエア・ガーデンのメインイベントにしてくれ」とその先に4・6MSG大会を見据えた。

【オスプレイの話】「今宵、ここに宣言しよう。俺こそが世界最強の男であると。今日はタッグだったが、いいニュースがあるとすれば、白星をあげられたことだ。そろそろROHも世界TV選手権のチャンスを俺にくれてもいい頃じゃないかな? そして、新日本では3月6日の旗揚げ興行でジェイ・ホワイトと戦いたい。俺のこのエルボーを食らわせて、あいつをノックアウトしてやる。そして、マットに沈んだジェイ・ホワイトをよそに、会場はオスプレイコール一色になる。俺こそがみんなのヒーローになるんだ。ここで言っておこう。俺をマディソン・スクエア・ガーデンのメインイベントにしてくれ」

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