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2/24【NOAH】小川&鼓太郎戴冠も…HAYATA“逆造反"でRATEL'S復活! タダスケと挑戦へ

『Navig. For The Progress 2019』東京・後楽園ホール(2019年2月24日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○鈴木鼓太郎&小川良成vs大原はじめ&熊野準×

 小川&鼓太郎組が“背面砕者達"大原&熊野組を破ってGHCジュニアタッグ王座奪取に成功。だが、RATEL'Sを離脱していたHAYATAが、まさかの“逆造反"でRATEL'Sに復帰し、タダスケ&HAYATA組の王座挑戦が決定的となった。

 実に14年ぶりのジュニアタッグ王座挑戦となった小川&鼓太郎組。直前で亀裂が入っていたものの、それも“まやかし"だったかと思えるような鮮やかなタッチワークで試合の主導権を握った。

 王者も熊野が奮起。終盤には鼓太郎の猛攻をことごとく強烈なラリアットで返り討ちにしてクマノコールを巻き起こし、アルゼンチンバックブリーカーや昇龍玄藩(アッパー・ラリアット)で見せ場を連発してみせた。

 だが、鼓太郎も続く熊野のラリアットをことごとく腕へのエルボーで迎撃。さらにはカウンターのボディエルボーを叩き込み、一気にブルーディスティニーへ。すかさず小川もバックドロップで投げつけ、続けざまにタイガードライバーを繰り出した鼓太郎が熊野から3カウントを奪った。

 14年前は丸藤正道&KENTA組から奪えなかったジュニアタッグ王座を小川&鼓太郎組が奪取。試合後には仲間のHAYATA&YO-HEYも二人を祝福したものの、そこへ血相を変えて飛び込んできたのは原田とタダスケだった。

 HAYATAとYO-HEYを小川&鼓太郎に引き抜かれ、原田率いるRATEL'Sは“解散状態"だった。原田とタダスケはHAYATAとYO-HEYに食って掛かったものの、多勢に無勢は明白。たちまち返り討ちにされ、小川と鼓太郎はタダスケを羽交い締めにしてHAYATAに攻撃をうながした。

 ところがHAYATAは、タダスケにトラースキック…とみせかけてYO-HEY、小川にトラースキックを発射。鼓太郎にも旋回式の延髄斬りを叩き込み、場内は大きなどよめきに包まれた。

 HAYATAが“逆造反"で小川らに今度は一杯食わせた形。タダスケは「試合でロックアップした時で分かった。お前はそんなしょうもないことせえへんヤツだってな。俺らともう一回やってくれるってことでええんやな?」と問いかけ、HAYATAもうなずき、RATEL'Sが“復活"した。

 勢いを取り戻したタダスケは「そういうこっちゃお前ら! HAYATAはな、こういう男や! 決して裏切らない。身も心もイケメンなんや! 原田! 今からワガママ言うぞ。おい新チャンピオン、俺とHAYATAの挑戦を受けろ!」とHAYATAとのコンビでジュニアタッグ王座への挑戦を表明。さらには、「ついでに俺らの踏み台になれ! なぁHAYATA!」とやり、HAYATAも「…同じや!」と続いた。

 当然、小川&鼓太郎&YO-HEYは怒り心頭。YO-HEYが「嫁さん(HAYATA)よぉ! お前なかなかオモロイことしてくれんな! こっちもオモロイことしてやっから覚悟しとけ!」とまくしたてれば、「簡単に言うけどタイトルマッチ、あいつらとやります。絶対HAYATA許さない」と小川も挑戦を承諾しつつ、HAYATA制裁を予告した。

【試合後の小川&鼓太郎&YO-HEY】
▼YO-HEY「おいおいおいおいおい! 新チャンピオンおめでとうございます!の前に言わせてくれや! 嫁さん(HAYATA)よぉ! お前なかなかオモロイことしてくれんな! ホンマにな!! お前がそんな刺激的なオモロイことしてくれるんやったら、俺らこれから3人でもっともっとオモロイことやったるからな! 覚悟しとけよ! この小川良成・鈴木鼓太郎のスーパーチャンピオン! 新チャンピオンが中心になって、そこに俺もひょこっと…いやモッコリと!乗っかって、3人で暴れていくよ。おいおいおいおいオモロイことしてやっから覚悟しとけ! 俺は怒っとんぞ!! 俺は怒っとんから先に帰ります」

※YO-HEYが去る

▼小川「簡単に言うけどタイトルマッチ、あいつらとやります。絶対HAYATA許さない」

▼鼓太郎「(RATEL'SがYO-HEY引き抜きに逆襲して)やり返してきたってことだよね? あいつら全員俺に負けてるから、また徒党を組んだところで勝てるワケないんだから」

――小川選手とベルトを巻けたことについては?

▼鼓太郎「組む機会はいっぱいあったんですけど、タッグ組んでベルトに挑戦したのは対丸KEN以来…14年ぶり? こうやって小川さんと巻くことができて、そこは素直にうれしいですね」

――小川選手は?

▼小川「組んだら獲れるとは思ってたけど……新体制は脱・なんとか(脱・三沢)……とか言ってるみたいだけど、俺と鼓太郎は多分、逆のほうに行くと思うから」

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