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2/26【WWE】闘病中のレインズが久々登場、スーパーマンパンチ&スピアーで回復ぶりアピール

 ロウが米国現地時間25日、ジョージア州アトランタのステート・ファーム・アリーナで開催され、白血病で闘病中のローマン・レインズが登場。順調に回復していることをファンに報告し、実証するようにスーパーマンパンチやスピアーを披露し、セス・ロリンズとともにディーン・アンブローズを救出した

 昨年10月に白血病を告白したレインズがこの日、ロウのオープニングに登場し、久々にファンの前に姿をみせた。「俺は病気を告白した時、みんながどんな反応をするか怖かった」と4ヵ月前の心境を告げると、「多くの励ましをもらって圧倒されたよ。それが俺の強さになって新しい機会や目標を持つことができた」とファンに感謝を述べた。そして、「WWEというグローバルで巨大なプラットホームを利用して、自分がそうだったように、この病気で助けを必要としている人たちをサポートしたい」との意向を示し、「回復してるぞ! “ビック・ドッグ"は復帰する。本当にありがとう」と現状を報告し、ロリンズと抱擁を交わした。

 番組中盤ではドリュー・マッキンタイアに敗れ、バロン・コービンやボビー・ラシュリーに襲撃されたアンブローズを救出すべくレインズとロリンズが登場。レインズはスーパーマンパンチ2発でラシュリーを排除し、雄叫びを上げるやマッキンタイアにスピアーをさく裂。順調な回復ぶりを示してファンを喜ばせた。

 ロウ女子王者ロンダ・ラウジーがナタリアとタッグを組んでライオット・スクワッドと対戦した。ナタリアが捕まって一時は苦戦を強いられたが、終盤にはロンダが一本背負いでサラ・ローガンを投げ飛ばすと、パイパーズ・ピットからアームバーと必勝パターンに持ち込んだ。が、ここでベッキー・リンチが乱入し、松葉杖でロンダとナタリアを襲撃。ベッキーが制止に入った警察に手錠で拘束されて連行されると、ロンダはステファニー・マクマホンにベッキーの復帰とレッスルマニアでの3つ巴戦を懇願した。ステファニーが「ベッキーの逮捕は自業自得。復帰を認めるわけにはいかない」と拒絶しても、ロンダが命令口調で3つ巴戦を再要求。激しい口論に発展し、ステファニーが「私は上司よ。あなたは私の下で働いているの」と威圧すれば、ロンダは「ベスト同士が闘うからこそロウ女子王座は意味がある。このベルトはもう意味がないわ」と告げ、ロウ女子王座のベルトを置いてリングを後にした。PPV大会『レッスルマニア35』は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 この日のエンディングでリック・フレアーの70歳の誕生日を祝うセレモニーが行われた。デコレーションされたリングにはカスタムメイド・チャンピオンベルトが用意され、ゲストとしてショーン・マイケルズ、リッキー・スティムボート、カート・アングル、スティングが祝福に駆けつけた。トリプルHとステファニー・マクマホンがフレアーを呼び込んだものの、当の本人は一向に現れず。すると、バックステージに突如バティスタが現れた。控室でフレアーを襲撃した模様で、セレモニーをぶち壊した形。バティスタは「俺、注目されているか?」と悪びれる様子もなくその場から去っていった。

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