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2/27【WWE】ビンス会長がキングストンのWWE王座挑戦権をはく奪でオーエンズ指名、ホンキー・トンク・マンが殿堂入り

 スマックダウンが現地時間26日、ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで開催され、PPV大会『ファストレーン』のWWE王座戦「ダニエル・ブライアンvsコフィ・キングストン」へ向けた調印式が行われたが、ビンス・マクマホン会長がキングストンの挑戦権をはく奪し、ケビン・オーエンズを指名。ホンキー・トンク・マンの2019年度WWE殿堂入りが発表された。

 PPV大会『ファストレーン』で開催されるWWE王座戦へ向けた調印式が行われた。挑戦者キングストンはニュー・デイのメンバーとパンケーキやトロンボーンを持参してお祭り騒ぎ。「11年だ! ついにWWE王座戦までたどり着いたぞ。俺はブライアンを倒す」と大一番へ向けて意気込んだ。場内から“コフィ"コールが巻き起こる中、キングストンが契約書にサインしようとした。するとビンス会長が登場し、キングストンの功績を認めつつも、「もっとふさわしい奴がいる」とケビン・オーエンズを指名。キングストンの挑戦権を強制的に剥奪し、オーエンズが契約書にサインしてしまった。

 さらにオーエンズはキングストンとのタッグ戦を提案。急きょメインで「オーエンズ&キングストンvsブライアン&ローワン」の一戦が行われることになり、オーエンズがスタナーでブライアンにピンフォール勝ち。ビンス会長の指名に応えるように実力を証明した。PPV大会『ファストレーン』は日本時間3月11日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

 中邑真輔はこの日、仇敵・ルセフと組んでリコシェ&アリスター・ブラックのNXT新星コンビと対戦した。中邑とブラックがお互いの蹴りをかわし合って互角の攻防を展開すると、ルセフはベアハッグやクローズラインでブラックを攻め込んだ。リコシェにスタンディングムーンサルトを決められたルセフが劣勢に陥ったが、持ち前のパワーファイトで挽回。中邑がブラックにリバースパワースラムを決め、キンシャサを狙ったものの、逆にカウンターのブラック・マスを食らって3カウントを聞いてしまった。

 ホンキー・トンク・マンの2019年度WWE殿堂入りが発表された。2019年度の殿堂者としてはD-ジェネレーションXに続いて第2号となる。ホンキー・トンク・マンは1986年にWWEと契約し、マネージャーのジミー・ハートとともに独特なキャラクターとマイクパフォーマンスでヒール人気を博した。1987年6月にはリッキー・スティムボートを撃破してインターコンチネンタルヘビー級王座を獲得すると、ハルク・ホーガンやブルーノ・サンマルチノらとしのぎを削り、1988年8月まで64週間に渡り王座を保持した。殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2019』は、米国現地時間4月6日にニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われ、その模様は日本時間4月7日にWWEネットワークで生配信される。

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