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2/28【大日本】小鹿会長が選抜 大神と血みどろブラザーズが3・21アジアタッグ決定トーナメントに出撃へ

 グレート小鹿会長が28日、東京・後楽園ホール大会の試合前に会見。全日本3・21名古屋大会で行われるアジアタッグ王座決定トーナメントに自ら選抜した橋本大地&神谷英慶の大神、高橋匡哉&植木嵩行の三代目血みどろブラザーズを送り込むと宣言した。

 全日本の野村直矢&青柳優馬がアジアタッグ王座を返上。大森隆男取締役は3・21名古屋大会で新王者組を決めるワンデートーナメントの開催を宣言し、大日本にも出場を呼びかけていた。

 これを受けて小鹿会長は大日本から2チームを送り込むことを決めた。小鹿会長にとってアジアタッグといえば、かつて大熊元司との極道コンビで何度も腰に巻いたゆかりの深いベルト。「何だかんだ日本のプロレス界でもベルトがゴマンとある。このアジアタッグだけはそのヨソのベルトと一緒にしてほしくない」というように当然、思い入れも強い。一方で「このベルトがどこで花が咲こうが、大輪を咲かすのは大日本プロレスのリングだ。ヨソの団体のリングに置いてほしくない」との強い自負もあり、「大日本に来ましたら、このベルトは幸せになります。なぜといったら大日本プロレスにいる選手はベルトがほしくてしょうがない。その選手がアジアタッグのベルトを獲りにいく。俺は声を大にして言いたい。アジアタッグのベルトは大日本プロレスのリングでこそきれいに大きく咲く!」と豪語してみせた。

 最古のベルトを大日マットで咲かせるべく小鹿会長が選抜したのは大地&神谷の大神と、高橋&植木の血みどろブラザーズだ。ストロングBJ、デスマッチBJから1チームずつ選んだ形だ。大神はともに元BJW認定世界ストロングヘビー級王者で、2017年の最侠タッグリーグに優勝した実績を誇る。全日本の『2017世界最強タッグ決定リーグ戦』で準優勝の成績を残したこともある。高橋はBJW認定デスマッチヘビー級王座を2度戴冠。植木もデスマッチBJで頭角を現しつつある。

 「小鹿会長から選んでいただいて光栄なんですけど、このチャンスをしっかり活かせるように、大日本プロレスの選手なんだって自覚をもって結果を出しにいきます」(神谷)

 「やるからにはしっかり獲ってね、面白くしていきたいと思ってます」(大地)

 「全日本のお前ら、全員血みどろにして、そんでそのベルト血みどろで磨いてやるからな。覚悟しとけよ」(植木)

 「由緒正しきアジアタッグ、確かに歴史ありますけど、僕らも三代続く歴史あるタッグチームですから、僕らが一番アジアタッグ似合うと思いますんで、ハチャメチャやってベルト奪ってやります」(高橋)

 小鹿会長から最古のベルト獲りの命を受けた4人は各々がこのチャンスに燃えている。この2チームのいずれかが大日マットに小鹿ゆかりのアジアタッグを持ち帰るか。

【会見の模様】
▼小鹿会長「先だって(全日本2・24)横浜文化体育館で、おかげさんで関本、岡林が世界タッグ防衛しました。そのあとにアジアタッグ保持者の全日本プロレスの野村(直矢)選手がアジアタッグを返上したと。直接、僕は聞いてないんですが、ワンデートーナメントをやりたいと。それで向こうは誰が出てくるかわからん。だけど2チーム出すというから、大日本も2チームだと。1組は高橋&植木組。もう1組は橋本大地&神谷。この2組を出す。このメンバーだったら向こうに見劣りせんでしょう。ただ、向こうがどのような選手を連れてくるかまだわからん。ただ、やる以上は勝ちにいく。何か噂なんだけど明日、(全日本で)記者会見があるというもんで、この2チームを連れて乗り込んでいこうと。向こうのトーナメント出てくるチームを自分がじっくり視察させてもらう。作戦を立てます。負けるわけにいかない。何だかんだ日本のプロレス界でもベルトがゴマンとある。このアジアタッグだけはそのヨソのベルトと一緒にしてほしくない。日本プロレスで初めてタッグベルトを作った、できた、日本にきた。それがアジアタッグのベルトですから。日本のプロレスの歴史とともにあるベルト。ちょっと外から見てる部分では、ちょっと邪けんにしてるなと。面白くない。このベルトがどこで花が咲こうが、大輪を咲かすのは大日本プロレスのリングだ。ヨソの団体のリングに置いてほしくない。もしこのアジアタッグのベルトの大輪を咲かせたら、もっときれいに肥料をやり、土壌を作る。この間、ちらっとみたんだけど、アジアタッグのベルトはちょっとかわいそう。もっときれいにしてほしい。タッグベルト獲った選手が磨きをかけて光らすようなベルト。大日本に来ましたら、このベルトは幸せになります。なぜといったら大日本プロレスにいる選手はベルトがほしくてしょうがない。その選手がアジアタッグのベルトを獲りにいく。皆さん、どのように思ってるかわからん。だけど俺は声を大にして言いたい。アジアタッグのベルトは大日本プロレスのリングでこそきれいに大きく咲く! だから獲りにいく。これだけです。明日、選手連れて全日本の会見の場所に行きます」

▼神谷「小鹿会長から選んでいただいて光栄なんですけど、このチャンスをしっかり活かせるように、大日本プロレスの選手なんだって自覚をもって結果を出しにいきます」

▼大地「ベルトを獲って、アジアを面白くさせるためにきました大神の橋本大地です。やるからにはしっかり獲ってね、さっきも言ったように面白くしていきたいと思ってます」

▼植木「会長、まず推薦ありがとうございます。この大日本プロレスが誇る三代目血みどろブラザーズが全日本プロレスのマットに上がって、アジアのベルトを血みどろ色に染めて、無茶苦茶やってやるんで。よーく聞いておけ。今から物凄いこと高橋さんが言ってくれるんで。高橋さん、よろしくお願いします」

▼高橋「正直、僕らが推薦されるのは僕らもビックリしました。でも大日本プロレスといったらストロング、デスマッチ2大巨頭でやってますから。僕らはデスマッチの代表として、タッグとついてる以上はこの血みどろブラザーズが出ないわけにいかないでしょう。由緒正しきアジアタッグ、確かに歴史ありますけど、僕らも三代続く歴史あるタッグチームですから、僕らが一番アジアタッグ似合うと思いますんで、ハチャメチャやってベルト奪ってやります。楽しみにしといてください」

▼植木「全日本のお前ら、全員血みどろにして、そんでそのベルト血みどろで磨いてやるからな。覚悟しとけよ。覚悟してない奴ら、全員血みどろにしてやる」

――全日本の大森取締役が小鹿会長を出入り禁止にすると発言していたが?

▼小鹿会長「会場に入れない? 天井から入ってくる。人の見えるところから入ってこん」

▼神谷「会長、安心しててください。僕ら会長来なくてもちゃんと」

▼大地「関係ないでしょう」

▼神谷「僕らしっかりベルト持って帰ってくるんで」

▼小鹿会長「俺は選手じゃないから。セコンドだから。立会人だから。何で大森のヤロー、そんなこと言う権利あるの?」

――取締役ですから

▼小鹿会長「そんなケツのちっちゃい取締役やめちまえ」

――どんな手を使ってでも3・21名古屋に乗り込むと?

▼小鹿会長「入りますよ。俺は堂々とリングサイドで立会人として立ち会いしますよ」

▼大地「正面から堂々入りましょう」

▼植木「会長は雲の上で見ててください」

▼大地「それマズイだろ。変なこと言うな」

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