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3/2【NOAH】丸藤今度は足殺し、原田-稔大乱闘、潮崎が眼前勝利…横浜文体へトリプル前哨戦で加熱

『Navig. For The Progress 2019』茨城・霞ヶ浦文化体育会館(水郷体育館/土浦市)(2019年3月2日)
○潮崎豪&清宮海斗&原田大輔&中嶋勝彦vs丸藤正道&田中稔&マサ北宮&稲村愛輝×

 土浦大会のメインイベントで、3・10横浜文体大会のGHC戦3試合に向けた“トリプル前哨戦"が実現。丸藤は予告どおりに清宮の足を徹底的攻め立て、原田と稔は乱闘を展開、潮崎は北宮の眼前で試合を決め、横浜に向けて三様の加熱をみせた。

 3・10横浜文体大会のGHCヘビー級選手権試合「(王者)清宮vs丸藤(挑戦者)」、GHCタッグ選手権試合「(王者)中嶋&潮崎vsエドワーズ&北宮(挑戦者)」、GHCジュニア王座戦「(王者)原田vs稔(挑戦者)」に向けたトリプル前哨戦。まずは丸藤が“予告通り"の足殺しで清宮をさらに追い込んだ。

 これまで若き王者の左腕を徹底して攻め立ててきた丸藤だが、「次は足行くぞ」と予告していた。低空ドロップキックからの足4の字固めを端緒に、プラ柵やパイプイスまで使って左ヒザめがけて集中砲火。清宮は終始左足を引きずった状態でのファイトを強いられ、試合後バスに乗り込む際も顔をしかめて足を引きずり、ダメージの深さをうかがわせた。

 ジュニア王座戦に向けても、原田と稔もハイレベルな先の読み合いを展開したうえで、試合後には乱闘を繰り広げて火花。タッグ王座戦に向けては中嶋と北宮が激しい火花を散らしたが、最後は合体式フィッシャーマンバスターなどで稲村を追い込んだ潮崎が、北宮の面前で豪腕ラリアットをぶっ放して試合を決めてみせた。

 3・10横浜文体へトリプル前哨戦で三様の加熱。タッグ防衛へ弾みをつけた“AXIZ"(アクシス)中嶋&潮崎組は「AXIZっていう名前も正式に決まり、これからですよ。このベルトはもう離す気はない」(中嶋)、「ノアだけじゃなくてプロレス界全体にとどろくようなチームになると思ってるし、その自信もある」(潮崎)と笑顔で意気軒昂だったが、清宮は足を引きずりつつ「腕攻めもヒザ攻めも、どんなに来ても最後に立ってるのは俺なんで! 絶対に最後まであきらめません! 今まで狙ってきたこともあるんで、そこですべて出して、本番で一番いい形で必ず俺が丸藤さんを倒して、あの世代を絶対に超えます!」と自らに言い聞かせるように、“緑のリングマット最終日"となるあす(3日)清水大会の最終前哨戦を見据えた。

【試合後の中嶋&潮崎】
――前哨戦を制したが?

▼潮崎「今日はマサだけってのはあるけど、中嶋さん…いや!“カツさん"と俺に不安要素はないね」

――相手は急造タッグではあるが?

▼中嶋「それで勝てると思ったんでしょうねえ。挑戦表明したってことは。ただ、俺と“ゴウさん"のタッグチーム力は誰にもかなわないと思うんで。とにかく今日もそうだし、明日もそうだし、楽しみたいと思ってるんでねえ。だって俺らがいつもゾクゾクさせてるでしょう? ねえ? 感じてるでしょ? 俺たちのノア愛も、感じてるんでしょ!? 試合に対しての熱い思いも。ねえ! イエスかノーかどっちなんだよ!?」

――イ、イエス…

▼中嶋「そうだろ? イエスだろ!?」

――4月にタッグリーグ戦もあるが、見据えるのは横浜文体だけではない?

▼中嶋「もちろん。AXIZ(アクシス)っていう名前も正式に決まり、これからですよ。このベルトはもう離す気はないし。ただ、横浜文体って舞台は目には見えない怖さがあるんで、しっかり気を引き締めていきますよ」

▼潮崎「ノアだけじゃなくてプロレス界全体にとどろくようなチームになると思ってるし、その自信もあるからね」

▼中嶋「まだイマイチ伝わってないのかもしれないけど、俺たちAXIZが今このノアを引っ張ってると思うし、俺たちが中心だってことを忘れんなよ? 分かったか!? イエスかノーかハッキリしろよ!」

――イ、イエス…

▼中嶋「よーし(笑)」

【清宮の話】「(※左足を引きずりながら)腕攻めもヒザ攻めも、どんなに来ても最後に立ってるのは俺なんで! 絶対に最後まであきらめません!(前哨戦は残り1戦だが?)今まで狙ってきたこともあるんで、そこですべて出して、本番で一番いい形で必ず俺が丸藤さんを倒して、あの世代を絶対に超えます!」

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